hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

目黒区役所

2019-07-20 05:00:48 | 区役所

『区役所に行こう』第5弾、今回は目黒区役所にお邪魔する。この企画も3月以来、今までに文京区、品川区、大田区、足立区て訪れたが、区役所は地理的に区の中心あることが多い。しかし、目黒区の場合は地図の右上から左下に鉄道が3路線通り、北から東急田園都市線、東急東横線、東急目黒線となっているが、路線同士の繋がりがやや不便であるため、中目黒駅近くにあるのかも知れない。

余談だが、目黒区には山手線の駅がない。目黒駅は品川区だし、恵比寿駅は渋谷区だからである。まあ、品川駅も港区だから区の名前と駅名はあまりリンクしていないのだが。

中目黒駅を降りると高層ビルが林立していてすぐ目の前には中目黒GT、しかし、ここには目黒区観光まちづくり協会が入所しているだけである。


ここから徒歩5分。中目黒銀座を歩き、郵便局を左に曲がると徐々に区役所の建物が見えてくる。本館と新館に分かれているが、本館は6階建でやはり1階には戸籍や年金などを扱う区民生活部が入っている。


同じフロアには売店、その奥には食堂があり、もう2時を過ぎているが混雑、メニューは定食、カレー、うどん、パスタ、丼と至って普通だが、大食いにも嬉しいメガカレー(680円)の皿の大きさが印象的であった。

本館の6階には空中庭園があって『目黒十五庭』と名付けられている。ドアを開けると芝生が目に飛び込み、なぜか信楽焼の狸が転がっている。外を見ても周りのビルの方が高く、眺望がいいとは言えないが、のんびりとお弁当でも食べるには最適である。


この庁舎は1966年に村野藤吾による設計で作られた旧千代田生命本社であり、これを大規模改修して2003年から区役所として利用されている。

このため、中央部には池を配し、建物が水に浮かぶように見えるなどなかなか凝った建築物となっている。大田区役所が桃源社、目黒区役所が千代田生命と時期は違うがバブルがもたらしたものであった。