hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

小田城址を訪ねて

2021-07-14 05:00:00 | 城と城址
『関東の城址巡り』その7。土浦まちかど蔵を自転車でスタートして1時間20分、ようやく小田城址に到着する。




小田城は鎌倉時代末期に八田知家によって築かれたが、その後、小田姓を名乗り、小田城は小田家の居城になった。南朝で主導的な立場に就く北畠親房は佐竹氏に攻められ、小田城にいた事もある。しかし、小田氏は佐竹、後北条などの戦国大名との戦いが続き、15代氏治の際に手這坂の戦いに敗れ、佐竹氏の配下となった。さらに1602年に佐竹氏が秋田へ国替えになると、小田城も廃城となった。


復元した小田城の本丸跡は28m以上の堀に囲まれた南北145m、東西130mの長方形の形をしている。





初めに自転車を止めたあたりが馬出口、階段を登ったあたりが出入口(虎口)である。他に出入り口は2ヶ所、東曲輪と橋で繋がっているのは東虎口である。



本丸跡は真ん中にあり、城主の館などが集中していたと思われる。しかし、残されたものは石垣と堀くらいでドローンなどを使い、高い空から全体を見てみることができると良いと思ったる



暑く、強い日差しの中で用意した飲み物が底をつき、足も痛くなる。しかし、四阿の中は風も爽やかな風がとおり、ホッと一休み。他に誰も来ない中、戦国時代の小田城を彷彿することができた。

小田城址歴史ひろば
つくば市小田2377
0298674070