hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

久我山歳時記⑧

2021-10-02 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』その8。前回書いたのが7月下旬だったからもう2ヶ月が経過した。その際にご近所のアサガオの話を書いたのだが、未だに我が家のというか、お隣の溢れ種が我が家の庭に落ちたアサガオが毎日元気に濃いピンクの花を10個以上咲かせて楽しませてくれている。

さらにそのお隣のピンクのアサガオは電信柱のメッセンジャーワイヤーに巻き付き、5m近くまで伸びて数えきれない数の花を楽しませてくれる。いつまで花がさき続けるかが、楽しみ。

それでも庭のモミジアオイは花が咲かなくなり、代わりにヒガンバナがさきほこっている。

角を曲がると良い香り、キンモクセイ(金木犀)である。今年も9月は雨が多く、歩道にはキンモクセイのオレンジの小さな花で埋め尽くされている。



集まると道路に色を塗ったようだが、葉に落ちた花をよく見ると可愛らしい格好をしているのがわかる。



井の頭線の線路に沿って小さな赤い花を咲かせる蔓性の植物が花をつけているがこれはイポモエア・ルブリフロアというサツマイモの仲間という北米原産の多年草。



フヨウやムクゲの花もあちこちで見ることができる。ピンクや白の花を咲かせるフヨウ。花の中央部がピンクで可愛らしいムクゲ、いずれも華やかな花である。

ただ、春や夏に比べると花の種類も少なく、それを補うようにブドウや柚子、バラなどの実、キノコなどが顔を覗かせている。



20年も住んでいるとどこを歩けば何が見れるかがだんだんわかってくるものである。ただ、散歩をしていても日が早く暮れるからなのか、何となく寂しくなる季節である。