hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

そばよし日本橋店〜日本橋ランチグルメ

2024-02-18 05:00:00 | グルメ
立喰そばは年中食べているが、日本橋には特に有名な店がある。2012年のブラタモリ『江戸の食』で実際にタモリ氏が訪問して激賞した『そばよし』(日本橋店)、ほかにも京橋と神谷町にも店がある。この店は老舗の鰹節問屋が経営する店で昭和通り江戸橋交差点から上野方向に少し歩いた左側にある。

店はいつも混んでいる。店内も狭く、立食いなのに立つ場所がないため、タイミングを外すと出来上がった蕎麦をお盆に乗せて伸びるのを待つ間抜けなことになってしまう。券売機で食券を購入。

定番ながら『かき揚げ蕎麦』(550円)と『小ライス』(150円)とした。すぐにカウンターに食券を出して半券をもらい、席をさがす。1番カウンター寄りの席が空いたのでお冷を汲んで待つ。

いつものことだが席に着くと呼ばれる。『ネギ入れる?』とカタコトで聞かれ、『入れて』と答える。半券を渡すが、お盆の上には蕎麦、半ライス、粉カツオが乗っている。最初にこの店に来た頃はテーブルに粉カツオがあったが、悪用することがあるのか、最近はライスを頼まないと付いてこない。

七味を振って頂く。蕎麦は普通の茹で蕎麦ながらやや細めで喉越し良好。かき揚げはカリッと揚げてあり、干しエビとネギのよい香りがする。
出汁を頂くが、鰹節たっぷりの味は堪らん。これだけ出汁の美味い蕎麦屋は路面店によなかなかない。



小ライスには粉カツオを適量振って、醤油をたらっと垂らす。醤油差しもよくできていて蓋の上を押すと一滴毎に出るタイプ。早速カツオご飯を頂くがこれが美味い。

この店がこれだけ流行る大きな武器である。

見ていると人気はかき揚げ蕎麦と春菊天蕎麦と納得のラインナップである。11時20分でこの混雑ならば今後どうなるのか、それは単に列が伸びて食べることのできる人の数だけ蕎麦が食べられるのである。

ここから13時半までは大変。厨房も4人体制でお客さんを捌いていた。いつ来ても出汁の香る立食いそば、ご馳走様でした。

そばよし
中央区本町1ー1ー7
0332410884