hokutoのきまぐれ散歩

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躻(うつけ) 〜東日本橋ランチグルメ

2024-02-26 05:00:00 | グルメ
今日のランチは少し遠征してみた。と言っても駅で言うと一駅、お隣の東日本橋駅近くまで歩いて行ったのである。この辺りは『横山町』『馬喰町』にも近く、繊維問屋が多く立ち並ぶ地域である。



その中に新たにできた新感覚の鰻丼があると聞いて訪ねてみた。プロデュースをしたのは3年前に人形町駅近くに『駄目な隣人』という人気ラーメン店を作った人物。店の名前も凝っていて、今日お邪魔した店が『躻』。

まあ、殆どの人が見たこともない字だが、『うつけ』と読む。よく大河ドラマなどで織田信長のことを『大うつけ』『大たわけ』などと呼ぶがこれを漢字にするとこうなる。

店は細長く、それに沿ってカウンター、4人席は1階に1つ、あとは2階にあるらしい。店にはラップがBGMにかかっている。注文は最近流行りのQRコード、私もかなり慣れてきた。食べ方は4種類で『うな丼』『鰻の蒸籠蒸し』『ひつまぶし』そして『UTSUKE丼』である。



他の3つはわかるが、4つ目が『海鮮丼』と『うな丼』の融合らしく、これが新感覚のうな丼らしい。少し高い(税前2200円)だが、面白がって注文してみた。

まだ、オープン直後ということもあり、お客は私と2階に上がった2人組のみ。注文が通ったことをお茶を運んできた人に確認。しかし、そこから25分待たされた。まあ、鰻が関西風の焼き立てだからやむを得ないが。

到着した丼はご飯にタレが掛かり、鰻の蒲焼4分の1、さらに帆立貝、生ウニ、小柱、イクラ、蟹の身が乗せてある。

醤油がないのでそのまま頂くが、上に乗ったウニと帆立貝の貝柱が甘くて美味い。ご飯も進む。

さらに蟹の身やイクラなどを食べながら多少ツユのかかったご飯を食べるが、少し甘く香ばしく、美味いのである。
鰻はさらに半分にして齧るが、関西風らしく皮がカリッとしていて身も関東風と比べればしっかり。個人的にはこのパリッとした関西風や博多の有名店、吉塚うなぎを彷彿させ、旨さを感じる。



ご飯も3分の1残して少しタレを足し、ワサビをトッピングした上でお出汁をかけ、出汁茶漬にして頂く。出汁のいい香りと鰻のタレが程よく混ざり、大変美味い。ただ、この美味い鰻が4分の1しか食べられなかったのは心残りであるが。次回はうな丼にしてみたい。ご馳走さまでした。



躻(うつけ)
中央区日本橋横山町1ー4
05055925824