『鉄道シリーズ』その152。『懐かしいのスタンプラリー』③。本格的にスタンプを押す旅に出る。今回は行きづらい遠隔地から回る作戦。東北本線、高崎線、常磐線、内房線などである。そのために券売機で『秘密の平日パス』(大人2720円)を購入。
これはスタンプのあるエリアをカバーする1日フリー切符でJR東日本管内の新幹線(東海道新幹線は乗れない)は別途特急券を買えば乗車できる。
まずスタートは渋谷駅で0716発・湘南新宿ライン宇都宮行に乗車する。少し長い乗車時間のため、グリーン券を予め購入する。早朝の渋谷駅3、4番線は面白い。成田エクスプレスを始め、相模鉄道直通、りんかい線直通などの他社線乗り入れ車両も多く、車両も色々な顔を見ることができる。
宇都宮行普通電車は大船駅が始発、15両編成で新宿、池袋と止まった後、貨物線に入り赤羽、この先は浦和、大宮しか止まらない。
しかし、東北本線に入ると土呂、東大宮、白岡と丹念に一つずつ停車、久喜駅では東武日光駅行日光1号の通過待ちで4分も停車する。
ちなみに新白岡の次の栗橋・古河・野木の3駅は面白い関係にある。栗橋駅の所在地は埼玉県久喜市、古河駅は茨城県古河市、野木駅は栃木県下都賀郡野木町。もうおわかりだろう、3駅で3県を跨いでいるのである。他の地区にも惜しい繋がり(中央本線の高尾、相模湖、藤野、上野原)はあるが、3駅で3県は他にはない。
小山着は0848、定刻通りに到着する。駅改札を抜けて右側にみどりの窓口があるが、その前にスタンプ台がある。すぐ押印するが、気がつくと私の後ろに若者が並ぶ。
このスタンプラリーでは最北の駅だが、やはり私と同じような奴はいる。予定では0900に乗る予定だったが、1本前の0853逗子行に間に合う。
古河駅着は0907、階段を降りたところに改札、出て左側にスタンプ台。すぐに押せるとほっとする。一旦駅を出て銀行時代に訪れた新規先のビルを探すが既になかった。0914の熱海行・上野東京ラインで大宮駅に行く。
大宮駅着は0954、大きい駅でスタンプ台を探すのは今も昔も難しい。それでも中央改札北を出たらすぐ右前にあり、無事押印した。
(以下、次回)