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今回の店は『日本酒Bar 川口酒店』、場所は日本橋高島屋の裏手にある。この店を経営しているのは老舗穴子料理店『玉ゐ』でその角を曲がった路地に入り口がある。(この店が玉ゐ)
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店は一間少しの小さな店のように見えるが、奥行きはあり、鰻の寝床ならぬ『穴子の寝床』のような造り。
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店に入るとすぐカウンター、1階は立飲みで今日は右手奥の階段で2階の一般席でゆっくり飲む。席は4人掛けが2つ、2人掛けが2つ程度のこじんまりした造り。定刻に到着するともう1人は到着しており、すぐにスタート。
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まずはビールで乾杯。お通しは3品、穴子の縁側の南蛮漬け、釜揚げしらすのミョウガ和え、ゲソの粕漬けとそれぞれかなり凝っており、味もいい。これは期待できそう。
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ついでカツオのタタキ、ミョウガ・ショウガ・青じそなどが乗り、ポン酢をかけて食べるが、このポン酢が絶妙。
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酒はひやおろし試飲を注文、全10種から選ぶシステムで今回はいづみ橋(神奈川県)、川鶴(香川県)、御園竹(長野県)をチョイス、これが60mlずつ、しかもさっぱりしている方から順番に並べて客に供する。この時はいづみ橋が1番美味い気がした。
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ここで穴子の肝の串焼き、鰻より脂がなく、少し硬いが、タレが甘口にしてあり、中々のもの。さらに穴子の白焼き、これにはワサビ・山椒・柚子胡椒が添えてあるが、柚子胡椒が好みだった。
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そして、最後の1人がやって来て、また乾杯。酒も鳳凰美田(栃木県)、錫のしっかりしたタンブラーで供される。つまみは『サンマのなめろう』『舞茸天ぷら』『クジラのタレ』、何れもいいが、クジラのタレは温めてあり、酒に合う。
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酒は東一(佐賀県)、なかなかしっかりした酒。珍味三点盛り(クジラのベーコン、カラスミの粕漬け、煮こごり)と穴子の七味揚げを注文。穴子料理は本当にどれを取っても美味いの一言。
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最後に穴子の太巻きを食べたが、これは美味い。豪華版太巻きの海苔の代わりにふわふわの煮穴子が巻いてある逸品。いや、これは反則と言いたくなるくらい、旨さのコラボレーション。ボリュームもあり、2切れ食べて、あ~あ満足MAX。また来たい店が一つ増えた。
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階下を見ると満員の立飲みコーナー、こちらもそそられるが、やはり小生はゆっくりやるのが好きである。とにかく、つまみは勿論、酒の種類とレベルが高い、あまり人に教えたくない店である。
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川口酒店
中央区日本橋2ー9ー6
0362252850