hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

阿吽 キッテグランシェ店〜丸の内ランチグルメ

2021-07-21 05:00:00 | グルメ
いよいよ梅雨明け、これからが一番暑い時期。やはり暑い時は熱いものと東京駅近くで遅い時間にランチの店を探す。東京中央郵便局が生まれ変わったKITTEの地下にラーメン激戦区というラーメン屋が並ぶ一角を発見。味噌ラーメン、鶏白湯ラーメンなど並ぶ中、発汗にはやっぱり坦々麺とばかり『阿吽』という専門店に入る。

メニューは券売機のラインナップで見るが、大きく分けて白胡麻坦々麺、黒胡麻坦々麺、汁なし坦々麺の3種類。今回はオーソドクスは『白胡麻坦々麺』(950円)を選択。
カウンターに座り、食券を出すと、まず辛さを聞かれ、4(大辛)と答える。次に痺れを聞かれ、あまり考えずに同じ4にする。



お冷を飲みながらふとテーブルにある注意書きを読むと、初心者は辛2・痺2、おすすめは辛3・痺2とある。こりゃ痺れて味がわからなくなるのではという不安が急に渦巻き始める。

坦々麺は割にすぐ到着、運んできたおばさんに少し麺をかき混ぜてね、と言われるも肉味噌が沈むため私はそのまま食べ始める。赤いラー油が目立つがその下からは白っぽい胡麻風味の優しいスープ、辛味は何とかなる程度で美味しいなと感じる。

次に麺、一般的な麺よりやや細め。コシはないが、喉越しが良い。また、トッピングを見ると青物はネギ、カイワレ菜、三つ葉。他に干しエビ、揚げネギ、ナッツなどが入っていて食感もいい。さらに肉味噌。肉味噌はやや甘め、これが美味い。しかし、ここで気づく、唇が痺れ始めていて味の感応度が落ちていることを。食べていて美味いことは変わらないが、何となく最初に比べて味覚が弱い。恐るべし花椒。後でチェックしたぐるなびの口コミを見ると『あまり効かせすぎると味がわからなくなるのでら痺れは2にすべし』とある。食べ終わっても歯医者の治療の後のように感覚がおかしくなり、水ばかり飲んでしまった。
とはいえ、やはり名店、全体としては大変美味かった。次回は辛5痺2でいくことにしたい。ご馳走さまでした。

阿吽 キッテグランシェ店
千代田区丸の内2ー7ー2 KITTE丸の内B1
08043648949

久我山歳時記⑦

2021-07-20 05:00:00 | 日記
『久我山歳時記』その7。前回の歳時記には確かユリの話を書いたのだが、それから約1ヶ月半。もう盛夏となり、蝉の声がうるさくなってきたが、花も大きく変わった。



我が家から少し歩いたお宅のアサガオが毎朝1つ、2つ、4つと3鉢に植えてある赤紫色の花が増えていく。ここで問題、アサガオの花は花弁がくっ付いていて1枚のように見えるのだが、実は何枚でしょうか?



暑さ避けのためか、植えてあるゴーヤもみるみる育ち、あっという間に窓の一番上まで伸びていて黄色い花が沢山ついている。この花は朝は開いているが、帰りに通るといつも萎んでいる。



しばらく歩くと赤いユリが見事に花をつけていたお隣のムクゲ(木槿)、しかも白とピンクの花を付ける木が2本並んで咲いている。以前も書いたが韓国の国花で『ムグンファ』と呼ばれていて勲章や特急の名前にも使われている。



ムクゲとフヨウは近似種だが、駒沢公園で見たアメリカフヨウの花と確かにそっくりであった。もちろん、花の大きさはまるでちがうけれど。



角を曲がると毎年驚かされるのがモミジアオイ(紅葉葵)の花。日当たりの良いところに植えてあるからだが、宿根草で急に背が高くなったかと思うと花が開く。この花は直径15センチ、真っ赤なハイビスカスのような5枚の花弁を持つものである。だいたい一つの花は1日だけだが、すぐに新たな花が咲き始め、賑やかな植物である。



花でないが、ブルーベリーのピンクから青い実がたくさんなっていて、日増しに大きくなっている。

大きくなっていると言えば外来有害植物のヨウシュヤマゴボウ、先日家が取り壊されて更地になった土地から何株もが芽を出し、みるみるうちに大きくなり、ついには白い花をつけ始めた。

さらに実が熟成すると紫色のブドウの房のようになっていく。その成長のスピードに強さを感じざるを得ない。これから更に暑くなり、夏の久我山にはさらに多くの花が咲き始める。
(因みにアサガオの花びらは5枚です。)

甲斐〜久我山ランチグルメ

2021-07-19 05:00:00 | グルメ
7月に入り、ようやく杉並区のワクチンのシステム更新が終わり、12時ちょうどにネットで久我山駅近くの医院で第一回目の接種予約をすることができ、半休を頂き接種にきた訳です。

しかし、接種は1時40分からなのに12時50分に着いてしまったため、駅前、歩いて1分の有名ラーメン店『甲斐』に入店。結構混んでいるのだが、たまたま先客は1人。ただ、7名しか入れないのですぐに席に付けたのはラッキーかも。

券売機でラーメン(650円)の食券を購入、この店はつけ麺が有名なのだが、私はあまりつけ麺が好きじゃないのである。
席について見回すと店は三角形、厨房では1人店主が忙しそうにラーメンを作る。先客のつけ麺が出された後は割にすぐにラーメンが登場。

見た目は昔ながらの東京ラーメン、しかしまずはスープを頂くと煮干しの味がする美味いスープ。どろっとした濃すぎるスープではなく、サラッとあっさり系は私の好み。麺は縮れ麺でやや硬めの仕上がり、シンプルな中で麺とスープがよくマッチして美味い。具はメンマ、海苔、チャーシューといたって普通だが、チャーシューは齧るとホロっとくずれ、妙に繊維が歯に絡みつくタイプではない。

よく完成された一杯でした。因みに駅の反対側にある『麺くま』とは対照的なラーメンでした。ご馳走さまでした。食べ終わり店を出ようとすると外には行列、やはり人気店でした。
甲斐
杉並区久我山2ー27ー1
0333358033

吉60(成増町〜吉祥寺駅)に乗って

2021-07-18 05:00:00 | バス
『バスシリーズ』その24。たぶん吉祥寺駅から北方向に向かう路線バスの中で一番長距離を走るのが、西武バスの吉60系統、吉祥寺駅〜成増町(13.6km)だろう。他の行き先も都民農園セコニック(9.95km)、新座栄(10.75km)、保谷駅南口(7.7km)などがあるが、中央線〜西武新宿線〜西武池袋線〜地下鉄有楽町線(東武東上線成増駅には少し歩く)を結ぶのは珍しい。



今回は成増町まで行き、そこから吉祥寺駅を目指す。『成増町』とは聞き慣れないかも知れないが、国道254号沿いかつ地下鉄有楽町線地下鉄成増駅の1番出口前にある。

この日は生憎の雨、それでも1445発のバスは定刻に到着、8人が乗車する。うち2人連れのおばさんが運転士に『このバス、うしぼうを通ります?』と聞くが、彼は最初首を捻り、気が付いたようで『ごぼうと読むんですよ。牛房なら通ります。』と話していた。



バスは定刻1445出発、国道254号を行くが、成増坂を降りたあたりで左折。ここから2つ目のバス停が『牛房』であった。すぐについて驚いたおばさん2人は降りる。



その次は『白子向山』、このバス停は和光市白子、つまり一時的に埼玉県となる。そのまま向山通りを走り、土支田交番で笹目通りに入る。道が広いこともあり、スピードが出る。



『光が丘南入口』を通過後、谷原交差点手前を右折、『三軒寺』からは沢山の人が乗ってくる。右側には関越高速道路の入口が見える。関越道を降りてよく通過するバス停である。



1510『石神井公園駅北口』に到着。おおかたの人は降りてしまうが、乗ってくる人も多い。

バスは西に向かい、『富士街道』バス停で従業員交代を行う。出発したのは1520、ここから石神井公園の横を走り、上石神井通りに入る。



かなり道が細いが、何とかバスの離合もする。『早稲田高等学院』のバス停で新青梅街道を越える。



1526に上石神井駅に到着。駅前の道路が大変狭いため、降車場所と乗車場所が異なる。まず踏切手前で人が降り、踏切を渡って右に曲がったあたりに乗車のバス停、ここからも乗る人は多い。雨の日だが、ここまでは意外にスムーズに通過。しかし、商店街に入り、右折するカーブは大変狭く、左折するのは名人技である。


青梅街道までまっすぐ走り、右折。『青梅街道営業所』に停車する。
青梅街道と分かれて吉祥寺通りを左折。この辺りは年中混雑しているが、その原因は間違いなく路線バス。大泉学園、保谷駅、石神井公園駅、などがこの道路を利用するため、バス渋滞が激しい。

四軒寺の交差点を左に曲がり、サンロード前を通過。もう吉祥寺のテリトリー、西友を右に曲がり、1545『吉祥寺駅』に到着。乗車はジャスト1時間であった。

バス停の数が46、料金は220円、暇な時の時間潰しには最高である。


招福庵〜日本橋浜町ランチグルメ

2021-07-17 05:00:00 | グルメ
今日は少し歩いて日本橋浜町にある明治座の向かいにある蕎麦屋さんに入る。店の名前は『招福庵』、なんとも縁起の良さそうなお店である。

到着したのは12時を少し過ぎた頃であったが、私が一番乗り。昔ながらのお蕎麦屋さんを絵に描いたようなお店で席に着くとおばさんがすぐにお冷やを持ってきてくれる。

この店のグランドメニューはごく普通でカツ丼がお休みなことを除けば驚くことはない。

ただ、シーズンメニューは『メロン冷やし蕎麦』『バナナ冷やし蕎麦』『塩トマトとじせいろ』『生姜豆腐丼』極め付けは『カレーライスそば』だが、たぶんこれはセットメニューだろう。実は食べログに『うなぎも蕎麦』が乗っていたのでこれを楽しみにきたが、この日はメニューになかった。

あまりとっぴなメニューもと思い、温かいツユに冷たい蕎麦とある『たぬきせいろ』(650円)にした。

もちろん、厨房はすぐに私の蕎麦を作り始めているはずだが、なぜか油の音が聞こえ始める。厨房には2人の職人さんがいる。
ものの5分程度でたぬきせいろが到着。やや大きめの蕎麦猪口に並々と熱い汁、中には揚げ玉、ネギ、ほうれん草が入っている。

冷たいもりそばをこれに浸しながら食べるのだが、色の割には味がそれほど濃くない。私はあまりこうした熱い汁につけ麺のように食べたことがなかったが、汁に浸す時間を長くすると熱い麺を食べることができる。このところ冷やしたぬきばかり食べてきたが、この食べ方も中々いい。

ただ、少しつけ汁の量が多すぎて蕎麦を多く投入できずに逆に食べにくい。麺の量はさほどなく、あっという間に食べ終わり、蕎麦湯を入れて頂いた。

最後まで他にお客さんが来ないため、結局、珍しいメニューは目にすることが出来ず残念であった。まあ、自分でチャレンジすれば良いのだが、勇気がなかったのである。ご馳走さまでした。

招福庵
中央区日本橋浜町2ー17ー6
0336665945

『土浦ニューウェイ』を知っていますか?

2021-07-16 05:00:00 | 日記
土浦市に常磐道以外の高架道路があることは住んでいる方以外は殆ど知る人はいない。土浦駅東口からつくば市に向かう場合は駅横の駐車場ビルの横から高架を上る。


するとまるで首都高速のような自動車専用道が出てくる。その名前は『土浦ニューウェイ』、料金は無料、しかし、全長は3kmほどしかない。(但し、スピードはあくまで県道のため、通常の道路と同じく50〜40km/h程度に規制)

これに似た道路と言えば大阪市にある新御堂筋と中央環状線がある。もちろん、規模は全く違うのだが、どちらも博覧会への交通アクセスとして作られたのは同じである。

1970年の大阪万博はほぼ誰も知らない人はいないが、1985年つくばでも科学博が開催された。そのアクセス手段の一つとして常磐線土浦駅前から土浦市内の渋滞を避けて学園大橋まで全て高架の自動車専用道を作り、連接パスで駅と会場をピストン輸送したのである。

今も土浦駅東口(霞ヶ浦側)に降りると目の前にJRの線路を跨ぐ形で作られており、交通量も少ないため、快適につくば駅方面に進むことができる。高架道路の終点からも4車線の道路が続き、途中から地下に潜り、つくば駅まで約15分程度で到着する。



路線バスは土浦駅〜つくば駅〜つくばテクノパーク大穂、他にも高速バスが3系統ある。ただ、路線バスは土浦駅発7時50分1本のみ、他も1日数本で朝早い時間のみと使い勝手が悪い。



高架道路上には川口町、桜町4丁目、田中町のバス停があるのでまずは土浦城から近い桜町4丁目のバス停を目指す。


東光寺からすぐのところにあり、コンクリートの階段を登り、バス停まで行く。1日1本のみだが、確かに路線バスは走っていることを確認した。



次にタクシーに乗ってアプローチ。土浦駅東口からすぐに高架道路に登ると最初は右へ左へと曲がりながら進むが、田中町のバス停のの先は直線区間となり、すぐに学園大橋の袂に到着。ここからは片側2車線の広い県道となり、つくば駅まで快適に走ることができる。



元々は新交通システムの計画もありやなしやだったが、つくばエクスプレス(TX)が開通した現在では道路だけにしておいてよかったのではないか。



ただ、土浦市内で高架道路を下から眺めると完成後35年以上経過して今後のメンテナンスの費用が大変なのではと感じた。

合家で沖縄そばを頂く〜人形町ランチグルメ

2021-07-15 05:00:00 | グルメ
先日、久々に沖縄そばを頂き、この味が再び恋しくなった。そんな意識をしながら人形町の裏路地を歩いていたら急に『沖縄そば』の幟を見つけてしまったのである。ただ、この時はきしめん(寿々木屋さん)を食べた直後のため、後日にした。

今日は予め沖縄そばを食べに行くことをきめている。場所は人形町通りから一本入った路地にあり、掘り出し物(いいお店)の多い通り。店の名前は『合家(ゴーヤ)』である。11時40分に店に着いたが、ほぼテーブルは埋まり、奥の4人掛けの座敷に1人座る。お隣には6人席、間口は狭いが奥が深い構造である。



ランチメニューには『ゴーヤーチャンプルー』『ラフテーと炙りソーキ』『塩唐揚げ』などの定食もあるが、当初計画通り沖縄そば(850円)にジューシー(100円)を付ける。待つ間にサンピン茶をグラスに注いで飲むがジャスミンの香りがして心が落ち着く。



混んでいる割にはすぐに沖縄そばとジューシーが到着。まずはスープから頂くが、カツオ節のスッキリとした味わいがいい。

ここで紅生姜を投入。麺だが、やや太めの平打縮れ麺。もちもちした食感、この全体的にあっさりとした麺ゆえに、こってりと煮込まれたソーキが引き立つ。

ジューシーはいわゆる炊き込み御飯だが、細かく切った肉、ひじき、にんじんなどが入った優しい味で脂っこくない。



沖縄そばは半分ほど食べた後、味変でコーレーグースを入れる。沖縄料理には付き物の調味料で泡盛に島唐辛子を漬け込んだピリッと辛い。まず、少し入れるがあまり辛味が立たないのでさらに投入。

しかし、あくまで泡盛、いい気持ちになりそうである。最後にツユを飲み干すと辛いのはともかく、泡盛を飲むようにいい気分、コーレーグースを入れ過ぎたかもしれない。ご馳走さまでした。


合家
中央区日本橋人形町2ー25ー6
05054577815

小田城址を訪ねて

2021-07-14 05:00:00 | 城と城址
『関東の城址巡り』その7。土浦まちかど蔵を自転車でスタートして1時間20分、ようやく小田城址に到着する。




小田城は鎌倉時代末期に八田知家によって築かれたが、その後、小田姓を名乗り、小田城は小田家の居城になった。南朝で主導的な立場に就く北畠親房は佐竹氏に攻められ、小田城にいた事もある。しかし、小田氏は佐竹、後北条などの戦国大名との戦いが続き、15代氏治の際に手這坂の戦いに敗れ、佐竹氏の配下となった。さらに1602年に佐竹氏が秋田へ国替えになると、小田城も廃城となった。


復元した小田城の本丸跡は28m以上の堀に囲まれた南北145m、東西130mの長方形の形をしている。





初めに自転車を止めたあたりが馬出口、階段を登ったあたりが出入口(虎口)である。他に出入り口は2ヶ所、東曲輪と橋で繋がっているのは東虎口である。



本丸跡は真ん中にあり、城主の館などが集中していたと思われる。しかし、残されたものは石垣と堀くらいでドローンなどを使い、高い空から全体を見てみることができると良いと思ったる



暑く、強い日差しの中で用意した飲み物が底をつき、足も痛くなる。しかし、四阿の中は風も爽やかな風がとおり、ホッと一休み。他に誰も来ない中、戦国時代の小田城を彷彿することができた。

小田城址歴史ひろば
つくば市小田2377
0298674070

オルトレ〜人形町ランチグルメ

2021-07-13 05:00:00 | グルメ
私が1人で食べに行くランチは和食、特にそば・うどんの類が多い。次に中華、こちらもラーメンが多い。逆に行かないのはイタリアン、パスタの類である。実は人形町にはパスタの店は多くあるのだが、何となく個性がなく、似ている気がしてあまり行かないし、このブログでも殆ど書いていない。

ただ、ランチ巡りのレパートリーも減りつつあり、事務所から近くにある『OLTRE』という店に行くことにした。実は人形町駅の地下鉄でエレベーターを上る(階段はない)と出口の目の前にあるイタリア国旗の店である。

ランチは4種類、①ハンバーグフレッシュトマトソース、②揚げナスとモッツァレラのトマトソースのパスタ、③シーフードクリームパスタ、④釜揚げしらすのペペロンチーノである。パスタと決めたので②〜④からの選択となるが、クリームは重く、しらすの気分ではないため、②を選択した。席に座ると他にもラザニアがあると紹介されたが、パスタにした。


店は2人用と4人用の席が並んでいて、私は1番奥の有名人のサインが飾らせている横に座る。するとすぐにレタスを中心としたサラダが登場。ドレッシングは普通のサウザンだが、腹も減っているからか美味い。

8分ほどして私のパスタが運ばれてくる。すぐにタバスコでなく、唐辛子のオリーブオイル漬けの方をお願いする。まずは何もかけずに頂くが、揚げ茄子、モッツァレラの他に、紫キャベツ、ベーコン、玉ねぎも入っている。大盛無料を受け入れたため、量は多い。揚げ茄子の香ばしさとモッツァレラの風味がよく合っていてガーリックを効かせたトマトソースが全体をうまくまとめている。さらに唐辛子ソースを掛けて食べるとさらに味が締まっていい。



たっぷりと唐辛子ソースを投入して最後まで一気に頂く。当たり前だが冷たくなったピザやパスタ美味くない。私の好みではパスタはペペロンチーノ、ボンゴレ、トマトソースくらいしかない(あまり、クリームなどこってり系は選ばない)が、やはり作り立てのパスタは堪らない。ひさびさのパスタランチ、ご馳走さまでした。
OLTRE
中央区日本橋人形町1ー4ー10
05055704874

誤って覚えた日本語

2021-07-12 05:00:00 | 日記
『改めて日本語を考える』その31。日本語は難しいと改めていうまでもないが、普段使いしている言葉が間違った意味で使っていることがある。クイズ番組の問題になり、その時は覚えるのだが、すぐに前の誤った方を使うことがままあるのである。

私にとっては『おもむろに』という言葉がどうしても覚えられない。例えば『おもむろに口を開く』という意味を『突然、唐突に』喋り出す、と捉えているのならばそれは間違いである。

(徐にSLは動き始めた)

では正解はということだが、漢字で書いてみるとよくわかる。『おもむろに』を漢字で書くと『徐に』となる。徐という字は『動きがゆっくりしている様、つまり『ゆっくりと口を開く』という意味なのである。

この反対に使われているのが『おっとり刀』である。よく『おっとり刀で駆けつける』などと使われるが、『おっとり』=『ゆっくりと、ゆるゆると』という意味ならば『駆けつける』と合わない。

『おっとり刀』も漢字にすると『押っ取り刀』つまり急な出来事で腰に刀を差す暇もなく、刀を手に持ったまま慌てて飛んでくる様を表している。

さらに間違って覚えている人が多いのは『うがった見方』という言葉である。もし、会議で発言した後に上司から『うがった見方するね、君は』と言われた時にどう反応すればよいのだろうか?

漢字にすると『穿った』、これは①穴を開ける、突き通す、②押し分けて進む、通り抜けていく、③人情の機微に巧みに触れる、ものの本質をうまく的確に言い表す。事の裏の事情まで詮索する、と言った意味がある。『穿った見方』とは『物事の本質を捉えた見方』、つまりさっきの上司との会話では褒められているのである。ただ、実際には『疑ってかかるような見方をする』『裏からねじ曲げた見方をする』という意味で発言することもあるため、上司の言い方、前後の脈絡も読み取る必要がある。

本来の意味と真逆の言葉と解され、さらに真逆の意味を信じている人の方が多いこうした言葉は使うのがためらわれてしまう。