outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

6回目になりました

2007年02月01日 13時45分51秒 | 退職生活
フィリピン、ネグロス島バイスベイでは突風を挟みかなり強い風の日が続いています。何故かインターネットカフェは繋がらず数日続けてヨットからの発信です。

昨日はタタさんと昼食、そして色々面白い話に進んだのですが・・・それは後日にして10回に分けて書くと宣言した「退職後」役立つかも知れないと思うことを今日も書くことにします。

誰が言ったのか知らないが「十歳までは母と菓子を慕い、20歳までは勉強もするがその後は女に狂い、三十代は快楽に溺れ、四十代で野
心を持ち、50代でケチとなり年と共に欲深くなる。これ凡夫の一生なり。」

おそらく人の平均寿命が60歳くらいの頃に言われた言葉で
現代にすっきりと当てはまるかどうかは疑問だが・・・ 確かに・・・と周りを見回すと思えないこともない。これは男の一生で女性の多くはかなり違うようだ。


さて以前書いた「信心」をしなければと「宗教」を探している若かりし日に、ある坊さんから聞いたのが「歳をとると欲深くなる」と言う信じられない言葉
だった。 
それまで年取るにつれて全ての欲から離れると思っていたからかなりのショックを受け世の中を見回した事を覚えている。 そして考えた。

昔話に「花咲か爺さん」「舌きり雀」「瘤取りじいさん」など欲深い年寄りの話が多くあるのを思い出して欲しい。老人が子供に聞かす話
と思っている人が殆どと思うのだがそうだろうか?  あれは子供に話すことによって自分を振り返り戒める為の「年寄りの為に書かれた話」なのでは?? そう考えると この頃の孫はテレビゲームに夢中で年寄りの話に耳を傾けてくれない。 話せないから自分を振り返るチャンスが無く、知っていた昔話も完全に忘れて 限りなく欲深い老人達(60歳以上の人)が増えているように思えるのですがどうでしょう?  風潮と言うか「一人勝ち」と言う最悪の
言葉までが「賞賛」の言葉として使われている世の中・・やはりおかしいよ。  


55歳から65歳で定年となると、それまで健全な家庭生活を送ってきた大部分の人の「プラス生活」がいきなり「マイナス生活」となる。
働いて居た時は「幾らかの貯金」も出来ただろうが定年後は事ある毎に「それを食いつぶす」 「マイナス生活」になると「健全な人」は
どうしても「ケチ」と言うか「倹約家」になってしまうが「お金や物に欲深く」なる必要は無い。 あった方が良いと思える「欲深さ」は
「知識や興味、愉しむ心やひとの幸せを願う」そんな形の無いモノに対する欲でないだろうか。


そんな事を考えながら経済的に「何とかなる」状態に関わらず「株」を見ている。
でも60歳になったら入ってくるものは拒まないけれど「頭」は自分も含め世の中の為に使うことしか考えないように生きようと思っています。


次回は「究極の幸せ」と「幸せになる体位」について書いてみます






コメント
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