しばらく雨が降らないので水が残り少なくなったホロホロは地元の若者に頼んで毎日4つのポリ缶に水を運んでもらっています。一本(20リットル)当たり5ペソで4本だから20ペソ。 日本でなら誰もしてくれませんがここでは喜んで朝の7時半頃手漕ぎカヌーに載せてきてくれます
殆どの人は聞いたことがあると思う南の島の住人の話を書いてみました。
商社マンが木材を切り出す為に島の住民を雇おうとして「一日○ドル出すから木を切ってくれ」と言ったら島の人は「お金貰って何になる
んや?」と聞いたそうな。商社マンは「働いてお金をイッパイ貯めたら好きなことして遊んで暮らせるようになる」と言ったら、「それな
ら今と同じや」と答えたという。商社マンもよ~く考えると「なるほどな~・・今も仕事せずに好きなように暮らしているな~」と納得し
たと言う話ですが、この話ここまでは極めて愉快だから大好きです
ところが商社マンは考えて発電機にテレビとビデオデッキ、勿論映画のテープを持ちこんでしばらく見せたらしい。島の人は初めは「箱の
中の人が動いて喋る」のに感動していたが、そのうち映画が面白くなってきた。 「もっと違う映画は無いのか」と言う島の人に「木を切
ったら買える」と言って働かしたそうです
ヨットで行く辺鄙な島や大きな島でも陸からアクセスできないような所に行くと、こんな話しが身近に感じます。フィリピンの島でも電気が
無い島や村は数え切れない位あります。電気が無いのは不便と思うがその代わりに今の日本人が羨ましいと思うような「皆で遊ぶ」文化がありました。
夕方のひと時を大人も外に出て話をしているしその周りで子供たちが遊んでいる。日本が失った懐かしい「よき時代」だったような気がします
ヨットが行くとカヌーを漕いで初めは子供がやってくる。そんなところの子供は学校も行ってないし英語は話せないからヨットの周りでウ
ロウロしている。手招きで「上がっていいよ」と言うと喜んで船に上がってくる。何もかもが珍しいから好奇心の塊みたいな子供はじっと
できない。そのうち殆どの子供達はキャビンを覗き「入っていいか」と聞くが正直入れると大変になるので殆どの場合は覗かせるだけにし
ています。何が大変かと言うとキャビンの中は電気製品も多く殆ど塩気がないようにしている。ところが子供達は殆ど塩まみれなのです。
中途半端で悪いと思うが壊れても手に入らない場所だから自衛しないとどうにもならないのです。
僕が南太平洋をクルージングして戻ったアメリカ人ヨッティから「南の島の話」として聞いたのは35年も前でした。
そのときに「自分が行く頃も同じだろうか」と疑問に思ったのがいざ行って見ると全く想像通りで話のままだった。
これは多分これから先10年20年30年と時が過ぎてもあまり変わらないような気がします。 島は変わるのが大変と言うか
「変われない」ように思えるです。 これが良いことか悪いことかは判らないけれど・・本当の幸せはそんな中にあると思うので変わって欲しくないと願っているんですが・・
殆どの人は聞いたことがあると思う南の島の住人の話を書いてみました。
商社マンが木材を切り出す為に島の住民を雇おうとして「一日○ドル出すから木を切ってくれ」と言ったら島の人は「お金貰って何になる
んや?」と聞いたそうな。商社マンは「働いてお金をイッパイ貯めたら好きなことして遊んで暮らせるようになる」と言ったら、「それな
ら今と同じや」と答えたという。商社マンもよ~く考えると「なるほどな~・・今も仕事せずに好きなように暮らしているな~」と納得し
たと言う話ですが、この話ここまでは極めて愉快だから大好きです
ところが商社マンは考えて発電機にテレビとビデオデッキ、勿論映画のテープを持ちこんでしばらく見せたらしい。島の人は初めは「箱の
中の人が動いて喋る」のに感動していたが、そのうち映画が面白くなってきた。 「もっと違う映画は無いのか」と言う島の人に「木を切
ったら買える」と言って働かしたそうです
ヨットで行く辺鄙な島や大きな島でも陸からアクセスできないような所に行くと、こんな話しが身近に感じます。フィリピンの島でも電気が
無い島や村は数え切れない位あります。電気が無いのは不便と思うがその代わりに今の日本人が羨ましいと思うような「皆で遊ぶ」文化がありました。
夕方のひと時を大人も外に出て話をしているしその周りで子供たちが遊んでいる。日本が失った懐かしい「よき時代」だったような気がします
ヨットが行くとカヌーを漕いで初めは子供がやってくる。そんなところの子供は学校も行ってないし英語は話せないからヨットの周りでウ
ロウロしている。手招きで「上がっていいよ」と言うと喜んで船に上がってくる。何もかもが珍しいから好奇心の塊みたいな子供はじっと
できない。そのうち殆どの子供達はキャビンを覗き「入っていいか」と聞くが正直入れると大変になるので殆どの場合は覗かせるだけにし
ています。何が大変かと言うとキャビンの中は電気製品も多く殆ど塩気がないようにしている。ところが子供達は殆ど塩まみれなのです。
中途半端で悪いと思うが壊れても手に入らない場所だから自衛しないとどうにもならないのです。
僕が南太平洋をクルージングして戻ったアメリカ人ヨッティから「南の島の話」として聞いたのは35年も前でした。
そのときに「自分が行く頃も同じだろうか」と疑問に思ったのがいざ行って見ると全く想像通りで話のままだった。
これは多分これから先10年20年30年と時が過ぎてもあまり変わらないような気がします。 島は変わるのが大変と言うか
「変われない」ように思えるです。 これが良いことか悪いことかは判らないけれど・・本当の幸せはそんな中にあると思うので変わって欲しくないと願っているんですが・・