outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

先ずはキャンピングカーでヨーロッパへ

2007年03月10日 15時52分42秒 | キャンピングカー旅
フィリピン、ネグロス島バイスでは昨日の夜からまた冬が戻ってきたように北東の風が吹き湾内は波立っています
日本で言う三寒四温の状態のようで確実に夏が近づいているのが感じられます。 熱帯地方と言うのは何処に行っても春や秋と言うのがなく冬と夏だけでそれは
風で解ります。
フィリピンの場合だと南西の風が吹き始めると「夏」北東の風が吹くと「冬」です。
その変わり目に半月ほどどっちつかずの風の時がありそれが春や秋になるかと言えば4月か5月のその時期は大変暑く「暑期」と呼ばれる時期でもあります。
風が無ければ暑い国なので10月ごろの風が変わるときも矢張り真夏より暑く感じます


なぜかと言えば夏は「雨季」でもあり良く雨が降ります。雲が多く直射日光が弱くて風も吹くので涼しいのです。
冬は「乾季」で毎日のように晴天が続き直射日光も強いのですが北東の涼しい風が吹き続けるから確かに冬を感じます。
 日本の夏から比べると一年中こちらのほうが涼しく気候の面で言えば確かに「楽園」です



キャンピングカーで世界一周を念頭に調べる日が続いていますがオートバイを日本から持ち出して「カルネ」を使って世界各地を回っている人は結構いるみたいです。
そんな人のページを見ながらホロホロの世界一周を振り返ると「地獄と極楽」「苦痛と快感」「公務員と派遣社員」「天と地」「月とスッポン」それほどの違いを感じて感心してしまいます。僕には絶対出来ないバックパック旅行で一周するよりは良さそうだけど・・・


何が違うのかはどうも「寛ぎ」と言うか「全て」の差が前記ほど違うように思います。
この原因はヨットで世界を周っている人が非常に沢山居ること。
そして何処に行っても「一目で仲間が判別できる」ヨットと言う「全く利を産むことのない目立つ乗り物」に乗っている事とヨットは沢山の荷物が乗るから(これはキャンピングカーでもですが)殆ど家に居るように寛いだ時間が常にある。
人が寛ぐために必要なのは「なんでも傍にあり、好きな味の食べ物が食べれる」時だからです。
どんな高級ホテルよりも自宅が寛げるのもそんな理由からだと思います



我々が航海している世界一周コース(日本やフィリピンはコース外)には地域ごとにヨットで世界を周る人のための「ガイドブック」があります。
僕も今回の航海で30冊以上のガイドブックを使いました。これには何処の国をクルージングする場合は何処で入国の手続きをするのが一番簡単、とか燃料は何処で買う、プロパンガスは・・食料は・・天候、病気、病院などなどが細かく泊地ごとに書かれています。

泊地とは安全にヨットを停めておける場所なのですがガイドブックに書かれている一日毎に移動できる距離にある何万もの泊地に行けばそれが世界の何処であっても殆どそこには何隻かのヨットが居るのです
多い場所では百隻以上、少ない場所でも一隻だけになることは奇跡に近い状態す。


ホロホロは時に一隻だけになりたくて良くガイドブックに書かれていないところを探して行ったものでした。それほど世界中には何年間もかけて世界を巡っているヨットがいるのです
殆どが白人で・・・年金生活者が多いですが・・


同じような生活をしている人同士ですし初対面でも話は合います。
観光に行くにしても買い物に行くにしても誰か残っている人が留守番のようになるので泥棒などの心配は殆どありません。
海の上へ物を盗みに来ようと思えば船が要るし、舟を持っている漁師は「海の厳しさ」を知っているから「盗み」をする心配はほとんどありません。
陸上生活者が心配する「海賊」も大型船しか狙わないしそれもルールをきちんと守っていることが解ります。
同じ海の仲間としての意識があるように思えます


そんな事で14年間の航海で盗まれたのはオーストラリアの港(陸上)にチェーンをかけて停めていたマウンティンバイクの前輪カーポベルデ(アフリカ)で上陸したテンダーを繋ぐのに使っていたシャックル一個(キーホルダーにするのが流行していた)ニュージーランド(陸上)でマウンティンバイクのサドルとブレーキと前後輪とギヤフィリピンで先日の船外機のガソリンそのくらいだけで外出の時も殆ど鍵もかけないしそんな心配をすることもありませんでした
船を離れて旅行も良くしますのでそのときには陸上で時々トラブルに遭っていまが・・・


しかし内陸に行くにはヨットを置いてバックパッカー旅行になり、それだと大体10日から一ヶ月くらいで初めに食い物が飽きてくる。次に疲れてくる。そして愉しくなくなる
僕の場合全ての根源は「食」にあるんですが・・・初めの数日は珍しさと好奇心で殆どのものが喰えるが、イヤになり始めると・・見たくもなくなる。特にアフリカや南米、アラビックの食事。そんなんで今まで何度も内陸旅行をしましたが10日位でヨットに戻って味噌汁と刺身を食い元気をつけて出直す旅でした。

宿に泊る旅の最長は日本国内を含めても一ヶ月くらいを三度しただけでした。(キャンピングカーでは4~5ヶ月平気だったし一年でも二年でも平気と思います)


そんなんで長い期間海外の内陸を旅行するにはキャンピングカーしか考えられない・・訳です。
市場に行って食材を仕入れ「自分の味」に調理して食べれば疲れもなく愉しい日々になります。
日本人ですからやはり漬物と味噌汁、刺身は必需品でしょう。一生なんて短いし生きるためだけに喰うような食生活はなるべく少なくしないと損ですから・・


贅沢かな~・・でも年金で出来る範囲ならいいんじゃないでしょうか?? 自分のお金なんだから・・


と普通の車で行った人のも含め、色々読みながらやはり「キャンピングカーしかない」と確信を持ちましたただ車を船積みで運ぶ場合運賃以外に「通関費」と言うか「積み下ろし費」みたいなのが運賃以上に掛かるみたいでこれは研究しないと・・・と思っています。


ブログに書いて3~4日になるけど「行く」と言う人はまだ現れませんね~・・
こんなこと考える人はイッパイ居そうだけど・・
居たら手を挙げてくださいね。その気の何人かが調べると色んなアイデアも浮かぶと思うし・・・よろしくね




コメント
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