outdoor life by mizota

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後期老後の選択

2010年04月29日 18時57分09秒 | 退職生活
駐車場のトイレの裏は石垣になっています

トイレと石垣の間は二メートルほど開いているんですが・・・その間は日当たりが悪く僕らがここに来た3月31日には窓のすぐ下まで雪がありました(2メートル以上

それが・・・少しづつ減っていたんですが・・今日気付くと残り30センチほどになっていました

今日の朝の気温はプラス11度でしたから・・・うまくは滑れませんでした

さて今日のタイトルに・・

暗い話ですが目を背けてはいけない問題ですから書いてみますので皆さんも考えて見てください

どんどん高齢化が進んでいます

二世代、三世代が一つ屋根の下で暮らしていても、若い人達は益々負担が増え自分達の生活に追われて年寄りの世話は出来ません

退職した老人がもっと年寄りの老人を見るか、施設で面倒を見てもらうしかありません。

何回かにかけて書く予定ですが、今日書こうとしているのは・・・

現代の一般的な「老人夫婦だけで暮らしている」我々のような人達の「老後の姿」について書いてみたいと思います

夫婦共に元気であればそれ程問題はありません。平均的に夫婦両方が元気な年齢は75歳位までです

夫婦の場合殆ど妻が年下な上に女が長寿ですから・・・先に介護が必要になるのは殆どの場合男と思って間違いないと思います

男の平均寿命を考えれば3年程面倒を見ればあの世へ旅立ってくれます

我が家の場合、歳は同じですが「男と女の平均寿命」から考えれば、確率的に僕が先に介護が必要になると思います。

実際にはどちらが先になるかは解らないですが・・・「介護が必要になる状態」を考えると
「痴呆」「身体障害」「病気」の三つだと思います

「いつ、どれに、どのようになるか」は誰にも解りませんが・・・

僕が考えているのは、僕自身が一人で食事や入浴、排便が出来なくなったらすぐに施設に入りたいと思っています

美由紀にそれほど力もないし、夫婦二人だけで助け合って生きるのは「美しい姿」のように思う人も多いと思いますが「現実」は常時もっと人手がなければ「不潔」になるし世話は不可能だと思います。

美由紀に介護が必要になった場合は、僕でもある程度の面倒は見れますが・・・美由紀の意見を聞けば多分施設に行く事になると思います

施設に入って「お金を払って」面倒を見てもらえば「お客さん」で居られます

元気な配偶者は見舞いに行くだけで手を汚したり腰を傷めたりせずに済みますし、他の時間には自由に過ごせます

「夫婦だからと言う理由だけで」片側が動け無いからと「世間の目」が一緒に縛り付けようとする考え方を正しいとは思えません

したければすれば良いし、したくなければしなくて良い、そんな気がします

さて次に残った片方に介護が必要になった場合です

多分オンナは元気ですから80歳までは大丈夫でしょうが、平均寿命はそれからまだ5~6年あります

こうなると殆どの場合が施設に入る事になると思います。

中には息子や娘が定年退職していて見て貰える場合があるかも知れませんが、老人が老人を見るより、施設に入って似た年齢の人達と「お客さん」をする方が愉しいと思うんです

ただ経済的な問題も考えておく必要があります。

「病気」と診断されれば入院になり、基本的に一ヶ月10万円以上は一時的に払っても戻ってきますから「お金が余って困る」と皆が言う状態なんですが・・・

病気でない場合です

施設に入る費用は色々段階があるようですが、「何も財産がない人」で年金も僅かで、扶養者にも財産や所得がない場合はその少ない年金以上は要らない公的な受け入れ施設が沢山あるようです

この種の施設はこれから益々増やさざるを得ないでしょう。現在20歳から40歳までの半数が年金も掛けられないし食べる事さえ難しい状態なんですから・・・

施設の話に戻りますが、次に徳島の場合一番多いのが入所者が一ヶ月17万円ほど負担する施設です

多分、国や地方が半分以上負担していると思うんですが・・・

これは空きも沢山あって現在はいつでも入所する事が出来るようです

しかし我々団塊世代が一斉に介護が必要になる12~16年先に入所が簡単に出来るかどうかは疑問もあります

この団塊世代を超えれば、後の世代が困る事はないんですが・・・

とりあえず入所できたと考えると夫婦で一ヶ月25万円で暮らしている場合、一人の入所であれば、残りが8万円ありますから何とか生活できます

しかし二人共となると「家を処分」して補うことになるでしょう。 それで政府もそのようなシステムを考えているようです

次に入所施設が足りない場合なんですが・・・「共同生活」にならざるを得ない気がします

一人の老人が一人の老人を見るのは無理ですが三人が一人を見るのは可能です。

歳とった親類同士や友人同士が数家族集まって、共同で暮らさなければならない時代かも知れません

介護が必要になってから来られても困るので・・・そんな事が起きないようなルールも出来てくるでしょう。

給料を払って一組くらいの若い夫婦も一緒に暮らしてもらわないと難しいかも知れません

いずれにしても人は殆ど死ぬ数年前から介護が必要になり、痴呆にもなります。 遠くの子供は生活に追われているので頼りに出来ません

自分達で最後まで生き、そして死んでいく準備と覚悟をしておかなければなりません

僕のボランティアもその辺に落ち着くのかも知れませんが僕が死んでそれが継続出来なければ残った人が困るので難しいんですよね

政治家の数を5分の一位に減らすか、無給のボランティアにすればこんな施設は幾らでも出来るんだけど・・・

そんな心配が要らない沢山お金がある人は入居時に千万円とか二千万円とか払う施設や、一ヶ月50万円でも100万円でも払う施設に行けばよいわけですが、それでも死ぬ時は一人なんですよ

明日は今時多い、結婚しない人達や離婚した人達、「独身の場合」について世界を見てきた僕の考えを書いてみます。















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