今年のキャンピングカー旅を終えて・・・徳島に戻った時に「ヨットを出そう」と言い始めたのは八十氏でした
僕も去年の死にかけてた時には生きてるうちに次の乗り手を見つけて・・・世界一周をしたホロホロ三世の第二の人生を見届けたいと思ってたヨットですが・・・
今は体調もいくらか良くなって・・・クルージングに出ても良いと思えるようになってましたから・・・
先日八十氏と潜って船底掃除をした後、オイルを変えたりドジャーを取り付けたり、食器なども積込みして一泊二日のクルージングには準備万端にしてました
ところが昨日の午後に予報を見ると・・・今日は良いのですが・・・計画の帰りの航路の明日の午後は15メートルの向かい風が吹きそうでしたから・・・計画を中止
今日だけのデイセーリングとしたんです。
そして今朝は・・・八十氏と角ちゃんと角ちゃんの友達の守谷氏の四人が橘港に集合
ヨットを岸壁に移動して清水を280リットル入れて・・・出港し・・・
波が無い穏やかで暖かい海を・・・機帆走して伊島に行きました
太平洋に浮かぶ伊島の港の中は・・・沖縄の県魚であるグルクン(タカサゴ)やアジが泳ぎ、港の入り口ではアオリイカや大型のヒラマサが釣れていました。
そんな伊島の港で暖かい陽を受けて弁当を食べ、港を散策して・・・釣り人の釣果を探ったのち・・・
出港して・・・弱いながら往復ともしっかり帆に風を受けて戻ってきました
何度乗っても・・・と言っても14年間世界を周ったんですが・・・
このヨットの最大の良さはこの方式のメインマストファーリングシステム(主帆をマストの中に巻き込む)だと思います(同じ巻き込む方式でもこれは特別高いけど特別良いと思う)
非力な僕と美由紀の二人だけで世界が周れたのも・・・何千日の航海で一度もトラブルが起きなかったこの方式だったからでしょう
マシンガンで撃たれても貫通しない鉄より強い強度のハル(船体)も頼りになりましたが・・・
港に戻って・・・アンカーロープの調整などもして・・・ヨットを下りましたが・・・・
今すぐでも食料を積み込めば世界一周にでも安心して出られるヨットと言うのは・・・そう滅多にありませんから・・・これが持てた事は本当にラッキーだったと思います
しかしこの様に少し出ると・・・僕は数十日か数か月クルージングかしたいと思い始める人なんです。
しかし・・・僅か数十日や数か月と言う短い期間でも・・・何故か日本の老人たちは忙しい人が多くて・・・簡単に思い付いたからと言っても一緒に行く人が見つかりません
ただ・・・僕の場合・・・一人でも出たいと思う事が度々なので・・・この44フィートと言うヨットは矢張り大きすぎます。
余程このヨットに熟練した人なら二人でクルージングできますが・・・一般的な人だと三人必要です
もう一隻小さなヨットを持つのも方法ですが・・・やはり買い替えか交換が妥当の様な気がします。
25フィートから30フィート位なら・・・今の僕でも一人でも動かせるから・・・その辺で交換したい人居ませんか??