「どうして?」と驚き、気が滅入る事件の報道に、深い溜息です。
突然殺されてしまう「いのち」 銃撃、テロ・・・
国内外のご遺族の憤りと苦しみ、悲しみを思うと、涙が出ます。
そんなご遺族に対して、慰め、励ましの言葉など白々しい。今はただ、黙って一緒に泣くしかないように思います。
ところで今、ちょっと必要に迫れられて(レポートのために)「観無量寿経」のガイドブックを拝読しているのですが、このお経は、今ならワイドショー報道されそうな王宮スキャンダル事件から始まっているのです。
「王舎城の悲劇」
釈尊在世の頃、マガダ国の王宮が舞台。
国王の頻婆裟羅(びんばしゃら)と王妃・韋提希(いだいけ)に阿闍世(あじゃせ)と言う王子がいた。阿闍世(あじゃせ)とは「生まれる前から恨みを持つもの」という意味。
この阿闍世王子は、提婆達多(だいばだった)という人に、そそのかされて、父王を牢獄に幽閉し、王位についた。夫を助けようとした母・韋提希も幽閉。
息子のことで嘆き苦しんだ、韋提希の求めに応じて、釈尊が説かれたのが「観無量寿経」というお経なのです。
どうして阿闍世がこういう行動にでたのか・・・どうして「生まれる前から恨みをもつもの」というネーミングなのか・・・
続きは次回・・・
突然殺されてしまう「いのち」 銃撃、テロ・・・
国内外のご遺族の憤りと苦しみ、悲しみを思うと、涙が出ます。
そんなご遺族に対して、慰め、励ましの言葉など白々しい。今はただ、黙って一緒に泣くしかないように思います。
ところで今、ちょっと必要に迫れられて(レポートのために)「観無量寿経」のガイドブックを拝読しているのですが、このお経は、今ならワイドショー報道されそうな王宮スキャンダル事件から始まっているのです。
「王舎城の悲劇」
釈尊在世の頃、マガダ国の王宮が舞台。
国王の頻婆裟羅(びんばしゃら)と王妃・韋提希(いだいけ)に阿闍世(あじゃせ)と言う王子がいた。阿闍世(あじゃせ)とは「生まれる前から恨みを持つもの」という意味。
この阿闍世王子は、提婆達多(だいばだった)という人に、そそのかされて、父王を牢獄に幽閉し、王位についた。夫を助けようとした母・韋提希も幽閉。
息子のことで嘆き苦しんだ、韋提希の求めに応じて、釈尊が説かれたのが「観無量寿経」というお経なのです。
どうして阿闍世がこういう行動にでたのか・・・どうして「生まれる前から恨みをもつもの」というネーミングなのか・・・
続きは次回・・・