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ダメ菅とは付き合えん!たちあがれ連立拒否 与謝野は孤立

2010-12-28 06:49:42 | Weblog
ダメ菅とは付き合えん!たちあがれ連立拒否 与謝野は孤立 2010年12月27日 夕刊フジ
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_tachiagare__20101227_5/story/27fujizak20101227017/
 菅直人首相から連立政権参加を打診されていた「たちあがれ日本」は27日昼、議員総会を開いて拒否する方針を確認した。与謝野馨共同代表は連立に前のめり、平沼赳夫代表も当初は色気を見せていたが、園田博之幹事長ら慎重派が押し切った。
 総会後、平沼氏は記者団に「報道されているような連立は考えていない」と言明。園田氏も「国会運営に活路を見つけたい趣旨であり、日本を救うという大義名分に立っていない」とピシャリと述べた。
 たちあがれに所属する国会議員は6人。園田氏のほか、藤井孝男元運輸相、片山虎之助元総務相、中山恭子参院議員が連立に反対で、平沼氏も「拉致問題担当相と副総理というポストが目の前にぶらさがったことで、最初は意欲的だった。しかし、内閣支持率が低迷している菅内閣の延命に手を貸すことに有権者の理解は得られないという判断に傾いた」(たちあがれ関係者)という。
 これに対し、財政再建論者の与謝野氏は、消費税引き上げにこだわる首相と考え方が近く、連立参加に前向きだった。
 与謝野氏は11月18日に菅首相と公邸で会い、たちあがれからの入閣を要請された。12月4日も都内で会談。22日には平沼、与謝野両氏が民主党の岡田克也幹事長と会い、岡田氏は連立政権を目指した政策協議開始を提案した。与謝野氏によると、岡田氏は平沼氏に拉致担当相としての入閣を打診したという。
 しかし結局、与謝野氏は議員総会で孤立。総会後には「過剰な期待を(菅首相側に)与えることになる。お断りすることになった」と述べ、連立話は立ち枯れた。
 たちあがれが連立参加を拒否したことで、野党が衆院解散・総選挙に追い込む路線になだれを打つ可能性は高い。多数派工作が不調を極めている菅首相だが、次の一手を見つけるのは困難だ。




 う~ん。他のメンバーはともかく、経済界に人脈が広く自民党内にも支持者の多い与謝野さん(と拉致被害者家族に熱狂的な人気のある中山恭子氏)だけでも巻き込めば、政権運営は少しは楽になると思ったのですが、肝心のたちあがれ日本は乗ってくれないですね…(汗
 誰だって税金(消費税)が上がることをもろ手を上げて歓迎する人はいませんが、小沢一派やみんなの党のようにいつまでも「無駄をなくす(埋蔵金を探す)」と言っていると、国民の側も「そうか、自分の懐を痛めな(消費税を上げな)くでも、無駄をなくせばいいんだ」ともなりかねませんし、財源問題を解決しないまま国の通貨が急激に円安になり金利が急上昇すれば、物価上昇で貨幣の実質価値が下がるという 経済弱者にとっての最悪のシナリオを描きかねないだけに、もう少し超党派を超えた決断を期待していたのですが、現実は中々厳しそうです…(溜息
 もはや日本経済は『民主党(が主導権を取るか)かそれとも自民党か…』などと言っていられる甘っちょろい状況ではないんですけどね…(呆れ

NYダウは小反落 18ドル安の11555ドルで終了

2010-12-28 06:45:23 | Weblog
米国株、ダウ小反落 中国利上げで景気減速を懸念 ナスダック続伸 2010年12月28日 日経
 クリスマス休暇明け27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落した。前日比18ドル46セント安の1万1555ドル03セント(速報値)で終えた。中国人民銀行が利上げを発表したことを受け、世界経済のけん引役である中国の景気が減速するとの懸念が広がった。建設機械大手キャタピラーや航空機大手ボーイング、非鉄大手アルコアなど、中国を含め海外での売上高の比率が高く、国際的に業務展開する景気敏感株に売りが出た。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や食品大手クラフト・フーズなども売られた。
 一方、金融株などが上げたことが相場を支えた。クリスマス休暇明けで市場参加者がまだ少なく、相場の値動きは乏しかった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に反発し、同1.67ポイント高の2667.27(同)で終えた。投資週刊誌バロンズが株価の割安感を指摘したネットワーク機器大手シスコシステムズなどが上昇した。

NY原油、反落 2月物は91.00ドルで終了、一時は2年2カ月ぶり高値 2010年12月28日 日経
 3連休明け27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2月物は23日比0.51ドル安の1バレル91.00ドルで終えた。中国人民銀行(中央銀行)が25日に追加利上げを発表したため、同国の経済成長の鈍化に伴い原油需要が想定ほど増えないとの見方から売りが出た。
 ただ未明の時間外取引では買いが優勢だった。一時91.88ドルと、期近物として2008年10月7日以来、約2年2カ月ぶりの高値を付けた。 ガソリンは6営業日ぶりに反落、ヒーティングオイルは5営業日ぶりに反落した。

NY金、3日ぶり反発 2月物は1382.9ドルで終了、ドル安で 2010年12月28日 日経
 3連休明け27日のニューヨーク金先物相場は3営業日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である2月物は23日比2.4ドル高の1トロイオンス1382.9ドルで終えた。外国為替市場でドルが対ユーロで下落したため、ドルの代替資産としての位置付けがある金に買いが入った。
 中国当局が25日、利上げを発表し、同国の経済成長が伸び悩むとの見方が一部で出た。ただ、中国での商品需要の目安とされる銅相場が27日に上昇したため、金にも安心感からの買いが入ったという。
 欧州の財政不安も引き続き金の買い材料となった。ユーロ圏諸国の格下げ懸念がくすぶっており、実物の裏付けがある金に買いが入りやすかった。ただ上値では利益確定売りが出て、上げ幅は限られた。 一方、銀は3日続落し、プラチナは上昇した。




 27日の米国株式市場は中国の利上げによる影響などを嫌気して序盤に下げるも徐々に戻す展開。
 NYダウも、午前10時前に先週末終値(11573ドル49セント)よりも55ドル程安い11518ドル44セントまで下げましたが、10時半頃に11550ドル近辺まで回復しその後もじりじりと回復。結局終値ベースでは先週末比18ドル46セント安い11555ドル03セントで終了(0.16%安)しました。
 ナスダックは、先週末比1.67ポイント高い2667.27ポイントで終了。
 S&P500種は、先週末比0.77ポイント高い1257.54ポイントで終了(0.06%高)しています。
 高安マチマチで、シスコシステムズが2.39%高、アルコアが1.32%高。
 金融株は、バンカメが1.61%高。JPモルガンチェースは0.19%安、アメックスは0.09%安の小動きでした。
 一方、マイクロソフトが0.76%安など。

 NY原油は先週末比51セント安い1バレル91ドルちょうど。
 NY金は、先週末比2ドル40セント高い1トロイオンス1382ドル90セントで終了しています。