日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

open!architecture フランス大使館

2011-05-27 | 仕事・建物
今日は麻布のフランス大使館の見学に行ってきた。
昨年古いフランス大使館を壊す前のイベントを見学し
お隣の新館を見たい希望が叶った。
昨年の見学ブログ旧フランス大使館は レーモンドの設計

大使館前で見学者の承認カード(?)と引き換えに運転免許証を預けさせられた。



あいにく、「写真はご自分で楽しむだけにして、ブログ等に載せるのは禁止です」
心置きなく外観内館とも撮れたものの、アップは出来ない。

大使館の方、設計施工担当の竹中工務店の方(素敵な女性でした)が
案内をして下さり、興味深い時間だった。

尾張徳川家の領地だった敷地は大きな森になっていて
森を壊さないように端っこに鳥の羽のような形に建てた。
Officeから森が間直になるように床から天井までガラス
窓を開けたい人は開けられ、閉めても空気の循環口
自然を目一杯取り入れた設計に納得。
フランス人の特性として、個室を好みOfficeも最大6人規模
(旧大使館も小部屋の集まりだった)
何所にもアートを取り入れる感性
公共建築は工事費の1%をアートに遣う事が決められている。

2時間たっぷり、地下から屋上まで見られて感謝でした。

旧大使館の敷地は定借のマンションの土工事中



ガードマンに「写真を撮っていいですか」
「ここまでならどうぞ」と指差してくれた所でパチり!
昨年1月の華やかなイベントとは全く違う、
土むき出しの「現場」になっていた。

大使館を見学したい人は open!architecture
来年もありますよ。(たぶん)
コメント
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