草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

民主党に気兼ねしたマスコミの口蹄疫報道

2010年05月09日 | マスコミ評

 普天基地移設問題や子供手当のデタラメぶりにとどまらずに、今度は宮崎県で発生した口蹄疫の感染拡大でも、農林水産省が遅れをとったことで、民主党に対する批判が高まっている。赤松広隆農林水産大臣が外遊していたことも、火に油を注ぐ結果になったようだ。毎日のように驚くべき数の牛や豚が処分されているにもかかわらず、外国に行っていたというので、宮崎県の関係者からは怒りの声が上がっているからだ。やはり、そこで問題になっているのはマスコミの報道ぶりである。できるだけことを荒立てたくないというので、宮崎県のローカル版以外は、テレビなどではほとんど取り上げられていない。せいぜい県レベルの問題として、矮小化されてしまっているのだ。立花隆が以前に述べていたように、民主党による情報統制は、そこまで徹底的に行われているのである。政治主導ということで、官僚に発言をさせないために、真実が国民のところに伝わりにくくなっているからだ。これに対して、口蹄疫の感染拡大のことを大きく取り上げているのは、ネットのブログであり、「2ちゃんねる」である。いかに権力でもってマスコミを押さえつけても、ネットにまでは手が回らなかったことで、民主党は今後徹底的に袋叩きに遭うだろう。そして、マスコミもまた、国民からの信用を失うのである。

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宮崎県の口蹄疫感染でも民主党の隠蔽体質が明るみに

2010年05月09日 | マスコミ評

 宮崎県では口蹄(こうてい)疫に感染した疑いのある豚や牛が次々と見つかり、大変な騒ぎになっているが、その報道がほとんどなされていないのは、民主党が情報統制を布いているからだろう。とくに農林水産省は今どのような事態になっているかについて、刻々と発表する責任があるのに、それを果たしていないのは、赤松広隆農林水産大臣の責任追及に発展するのを過度に心配しているからだろう。今回のことは昨日今日始まったわけではない。野党自民党は去る4月30日に口蹄疫対策本部を立ち上げているにもかかわらず、マスコミはそろって黙殺した。そして、赤松農林大臣にいたっては、ゴールデン連休だからというので海外旅行に出かけてしまったのだ。自民党がその無責任ぶりを追及していることも、マスコミは不問に付したのである。唯一それを話題にしたのは、ネットであったことは重要ではなかろうか。宮崎県の現地から悲鳴のような叫びが次々と寄せられたからである。自民党の口蹄疫対策本部の記者会見が動画でアップされているが、地元選出の江藤代議士の口から、国からは消毒液が一箱も届いていないことが明らかになったのだった。宮崎県によると、5月7日の時点では、感染の疑いがある家畜が出た農場などは43カ所となり、 殺処分の対象となる牛や豚の累計頭数は6万頭を超えるまでに深刻化してしまったである。今の政府が後手後手に回っていることを隠蔽するために、いかに策を弄しても結局は隠し通すわけにはいかなのである。民主党政治の隠蔽体質は徹底的に批判されるべきだろう。

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