草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ビートたけしと鳩山由紀夫

2010年05月05日 | 思想家

 ビートたけしは明治大学を卒業しているかどうかわからないが、東京大学を卒業して米国に留学した鳩山由紀夫首相よりは、世の中を知っているし、現実感覚に優れている。目の前にいれば、どんな話題をふってくるか見当がつかないので、どんな人間でも焦ってしまうはずだ。それが天才たる所以なんだと思う。鳩山首相の場合は、性格は悪くはないのかも知れないが、善意でやったことが仇になることだってあるから、学者になればよかったのである。海兵隊の抑止力についても、考えが及ばなかったことを正直に認めていた。あまりにも人を愚弄した話であろうとも、実際にそうだったから、ついつい反省の弁を述べてしまったのだろう。ここまでくれば、鳩山首相はいかに袋叩きに遭おうと、謝るしかないのである。ビートたけしは、そんなことは前からお見通しである。世間の辛い風にあたってきた人間はまた別なのである。だからこそ、リアリストとして、永住外国人の地方参政権の付与に対しても、異議を唱えるのである。ビートたけしは、鳩山首相のように恵まれた環境に育ったわけではない。生きるためには働かなくてはならなかったし、何度か脱線もしている。やっぱりそこが違うのである。だからこそ、日本ではタブー視されている核武装についても、臆せずコメントするのである。さわらぬ神にたたりなしという原則に縛られない、まったくの自由人なのである。鳩山首相は、ビートたけしをブレーンにすべきだった。民主党に巣食うエセサヨクに騙されて、沖縄で頭を下げることもなかったはずだ。ビートたけしは芸人でいることに甘んじているが、イザとなればこの国をしょって立つ男なのである。芸人だと馬鹿にするのは間違っている。

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鳩山民主党を追い詰めた功労者はネット

2010年05月05日 | マスコミ評

 民主党が天下をとってから、日本は中国などの近隣諸国に侮られるようになってしまった。それこそ、鳩山由紀夫首相あたりが、国益を度外視して、コスモポリタン的なことをのべつまくし立てているわけだから、ついついチョッカイを出したくなるのだろう。中国海軍による度重なる挑発行動は、軟弱な日本政府の出方を瀬踏みしているのである。いくら平和惚けした国民であっても、このままでは大変なことになる、という危機感を持ち始めているようだ。テレビなどでもまともな意見がようやく支配的になってきた。大谷昭宏などという一部コメンテーターの民主党擁護の発言も、今では色あせてきて、誰も耳を貸さなくなっている。しかし、これまでは、国益を重視した主張というのは、ネット上だけであった。ようやく声なき声がこの国を動かし始めているのである。テレビメディアもそれを無視できなくなっているのである。鳩山首相や小沢一郎幹事長に象徴されるような民主党政治を追い詰めた一番の功労者はネットではなかろうか。あたりまえのことを発言する保守派のネットの力が、この国を再生させようとしているのだ。まだまだ日本という国家も捨てたものではないのである。

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