遅ればせながら鳩山由紀夫首相は、在日米軍の抑止力を評価するようになったようだが、それであれば、自民党議員と変らない保守政治家そのものではなかろうか。サッサと社会民主党と連立を解消すべきだろう。そして、沖縄の知事選においては、自民党系を応援すればいいのである。左翼からどのような妨害を受けても、それに耐えるしかない。くだらない理想主義を説いていたのは、戦後の日本の特徴なのである。鳩山首相を批判できるのは、それこそ正論を吐いてきた保守派だけだ。それ以外の左翼と自称平和主義者は、日本人の言霊信仰を信じて、朝から晩まで「平和」「平和」を唱えていればいいと思っていたのだから、救いがたい連中なのである。東大を出たエリートである鳩山首相は、理想論に疑いを抱かなかったから、今回のような醜態をさらけ出してしまったのだ。劣等生であれば、何かと反論を口にしただろうが、優等生は、岩波文化人の言葉をついつい信じてしまうのである。鳩山首相は、ある意味では正直であったのだろう。最終的には自分が愚かだったことを認めたわけだから、それはそれで評価してやるべきだ。今からでも遅くはないから、保守政治家としての本領を発揮すべきである。自民党をつくったのが、祖父の鳩山一郎であることを忘れるべきではない。最後のチャンスである。脱税総理で終わりたくないのであれば、保守政治家として、何か一つ残すべきである。いうまでもなくそれが憲法の改正なのである。もう左翼と手を組むべきではない。民主党内の反鳩山の連中の鼻をあかすには、やっぱりそれしかないのである。 このままでは最低の総理といわれて終わってしまう。今こそ鳩山首相は、保守政治家として勝負に出るべきなのである。
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