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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

幕を引く前に鳩山は保守派としての本領を発揮せよ!

2010年05月07日 | 政局

 遅ればせながら鳩山由紀夫首相は、在日米軍の抑止力を評価するようになったようだが、それであれば、自民党議員と変らない保守政治家そのものではなかろうか。サッサと社会民主党と連立を解消すべきだろう。そして、沖縄の知事選においては、自民党系を応援すればいいのである。左翼からどのような妨害を受けても、それに耐えるしかない。くだらない理想主義を説いていたのは、戦後の日本の特徴なのである。鳩山首相を批判できるのは、それこそ正論を吐いてきた保守派だけだ。それ以外の左翼と自称平和主義者は、日本人の言霊信仰を信じて、朝から晩まで「平和」「平和」を唱えていればいいと思っていたのだから、救いがたい連中なのである。東大を出たエリートである鳩山首相は、理想論に疑いを抱かなかったから、今回のような醜態をさらけ出してしまったのだ。劣等生であれば、何かと反論を口にしただろうが、優等生は、岩波文化人の言葉をついつい信じてしまうのである。鳩山首相は、ある意味では正直であったのだろう。最終的には自分が愚かだったことを認めたわけだから、それはそれで評価してやるべきだ。今からでも遅くはないから、保守政治家としての本領を発揮すべきである。自民党をつくったのが、祖父の鳩山一郎であることを忘れるべきではない。最後のチャンスである。脱税総理で終わりたくないのであれば、保守政治家として、何か一つ残すべきである。いうまでもなくそれが憲法の改正なのである。もう左翼と手を組むべきではない。民主党内の反鳩山の連中の鼻をあかすには、やっぱりそれしかないのである。 このままでは最低の総理といわれて終わってしまう。今こそ鳩山首相は、保守政治家として勝負に出るべきなのである。

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民主党政治に異を唱える会津の反骨精神

2010年05月07日 | 思想家

 日本浪漫派の保田與重郎が『戴冠詩人の御一人者』のなかで、「日本人の旅心に、西南へゆくうれしさと、東北へゆくかなしさの二つあった」と書いている。会津は東国の果てであると同時に、みちのくの南に位置した。大和朝廷の勢力も早くから進出していたとみられている。それを物語っているのが会津若松市の大塚山古墳や堂ヶ作山古墳である。北ににらみをきかせる戦略上の要衝の地でもあったからだろう。そして、日本が重大な岐路に立たされると、会津がいつも注目を集めたのである。関ケ原の戦いのきっかけになったのは、上杉景勝が会津に新しい城をつくろうとしたからだ。幕末にあっては、会津藩が京都の警備を命じられたことが、結果的に白虎隊の悲劇を生んだのである。さらに、きらびやかな文化はないものの、会津には古い日本の心が息づいている。「才よりは人格を重んじ、知るよりは行いを先にする」という教育の流儀が、時流に媚びることがない、会津人の反骨の気風を培ったからだ。四季を通じて慰霊祭が行われているのも、会津ならではの特徴である。先人の意思を受け継ぐことを第一に考えているからだ。それだけに、国家としての根本を否定する民主党政治に異を唱えるのは、会津人であれば当然のことなのである。

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