やっぱり鳩山由紀夫首相は責任を取って辞職するしかないだろう。今さら沖縄県内でもあるまいし、そんな無責任なことでは、沖縄県民を愚弄しているだけだからだ。先の政権の合意案を踏襲すれば、それこそ何にも支障はなかったのである。戦後民主主義なるものが、どれだけ日本人を愚かにしてしまったかを、鳩山首相のそうした言動は語っている。それは言霊信仰ということになるのだろう。「平和」「平和」と念仏のように唱えていると、世界は平和であるという信仰である。それを日本人の多くが信じていたのだから、救いがたい気がする。米国から押し付けられたにもかかわらず、憲法改正を避けて通ったことで、鳩山首相のような不甲斐ない総理大臣をつくってしまったのである。今こそ日本は、国家としての主権を回復しなくてはならない。それには憲法を改めるべきなのである。陸海空の三軍の自衛隊を指揮する鳩山首相が、理想ばかり口にしている今の状況は、まさしく日本の危機なのである。沖縄県民に対して、鳩山首相は「抑止力の維持」という言葉を持ち出した。野党の自民党が主張していた論理をそっくり拝借して、沖縄県民を説得しようというのだ。そうであれば、もっと早く決断すればよかったのである。ここまで引き延ばす必要などはまったくなかったはずだ。
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