人のせいにするのが民主党政治だが、あまりにもそのやりかたがえげつなくて、国民から総反発を受けている。一つは三池雪子衆議院議員の転倒騒動だ。動画で流されているから、いくら嘘をついても駄目なのに、それでも三池議員はわけのわからないことを口走っている。どんなことがあろうとも、冤罪をでっち上げるようなことが、許されてよいわけがない。自己を正当化すればするほど泥沼なのに、本人はいつになったら気が付くのだろう。もう一つは東国原英夫宮崎県知事に対する誹謗中傷である。赤松文隆農水相に批判が及ぶのをかわすために、こともあろうに不眠不休で頑張っている人間を槍玉に挙げるというのは、常軌を逸している。東国原知事は、逸早く自衛隊の出動を要請したのに、県レベルの問題に矮小化したのは、鳩山政権であったはずだ。それなのに、責任をかぶせようというのだから、人が悪いのにもほどがある。お手上げ状態で拡大を押さえられなってきたので、「ミヤザキケンガー」の大合唱によって、責任逃れをしようとしているのだ。民主党が風評被害を理由にして、マスコミの報道に待ったをかけたという事実は、本当になかったのだろうか。ここニ、三日は、朝日も読売も鳩山政権が後手後手に回ったというのを書き立てたので、民主党は日刊ゲンダイあたりを使って、問題のすり替えをしようと、涙ぐましいほどに必死である。しかし、そんなことをすればするほど、国民の笑いものになるだけだ。鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長は、もはや国民の信任を失ってしまっているわけで、いくら無駄な抵抗をしても、大勢には影響がないからだ。
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