草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ネットが待望するのは若い保守派文化人の登場

2010年05月16日 | 思想家

 日本が混乱しているのは、まともな言論人が皆無になってしまったからだ。とくに、テレビに登場するジャーナリストが問題である。素人とたいして変らない連中がコメントするわけだから、どうしようもない。それをチェックしているのが、声なき声を代弁するネットだというのも確かだ。動画としてアップされるから、そこで責任が問われるのである。気がかりなのは、保守派の文化人があまりテレビに登場しなくなったことだ。それよりも、番組製作会社お抱えのタレントが、安いギャラで出演しているのが目立つ。コメンテーターというのは、あくまでも肩書きであって、芸能プロダクションに所属しているタレントで間に合ってしまうのだ。信念を持っているかどうかよりも、番組に一回でも多く出たいというのが本音なのだから、自己規制をかけることになるのは、当然のことである。しかし、そんな連中に勝手なことを言わせていたのでは、日本がとんでもないことになる。だからこそ、ネットが監視役を果たしているのである。保守派の文化人は、以前は日本文化会議、日本文化フォーラム、民社研、心グループなどに所属していた。いずれもきらめくような知性ばかりであった。小林秀雄、田中美知太郎、福田恆存らをすぐに思い浮かべることができる。リベラルというイデオロギーを振りかざす者たちの跳梁跋扈を許さないためにも、今こそ若手の保守派文化人が現われることを願ってやまない。『国家への意志』を書いた櫻田淳のような思想家があと数人いれば、日本は変ると思うのだが。

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反対派の抹殺目論む民主党政治

2010年05月16日 | 政局

 マスコミと民主党が一緒になってこの国をひっくりか返してしまった。「だから言ったではないか」という保守派の声がネットに溢れている。騙されてしまった国民の多くは、民主党に対して心から怒っているのである。それだけに、政権交代の大合唱をしたマスコミの発言が、多くの国民から問題視されている。しかし、鳩山政権というのが、これほどまでにスターリン主義的な政治を行うとは、誰もが予想しなかったのではなかろうか。反対派の存在を許さず、数の力によって押し切るというのは、前代未聞である。あらゆる面で謀略を仕掛けてくるのだから、手の付けようがない。民主党の三宅雪子代議士の例をあげるまでもなく、どんなことをしでかすか分からないのである。そして、反対派を抹殺しようとする。えげつなさもそこまでくれば、異常そのものである。民主党が猫なで声であるのは、選挙のときだけだ。それ以外は居直りに終始するのである。まさしくスターリン主義そのものではなかろうか。このままでは日本国内に強制収容所をつくりかねない。今のところは警察も自衛隊もおとなしく従っているが、いつかは民主党に銃口を向けるのではなかろうか。そうでなければ、日本という国家が否定されてしまうからだ。しかし、そこまでなったのでは、もうおしまいである。その前に民主党は解散して、国民に謝罪すべきだ。そうでなければ、国民の鉄槌をくらうことになるだろう。やってはいけないことをしてしまった責任は、もはや逃れられないからだ。

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黄門様は政界再編に向けて舵を切るべきだ!

2010年05月16日 | 政局

 もはや民主党は解党の危機を迎えているようだ。これではたまらないというので、内閣支持率の落ち込みに業を煮やした、元衆議院副議長で民主党の渡部恒三代議士は、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長に対して、退陣を勧告するのだという。「黄門様」のいつもの通りのパフォーマンスの可能性もあるが、そうした声を上げざるを得ないほど追い詰められているのだろう。宮崎県で発生した口蹄疫感染対策の不手際、普天間基地移設問題での迷走ぶりなどを見ても、鳩山政権や民主党のやっていることは、あまりにも酷すぎる。このままでは国民が暴動を起こしかねないほどの体たらくである。残された選択肢は解散総選挙しかない。国民の怒りがたまればたまるほど、どんな事態になるか予想がつかない。それよりは政権を投げ出した方が、混乱は少なくてすむからである。恒三代議士も、それを提案したらどうだろう。民主党内部でのたらいまわしでは、国民が納得するはずがない。恒三代議士も「民主党議員の99パーセントはまじめにやっている」とか言って民主党を弁護するのではなく、政界再編に向けて舵を切るべきだろう。本来は保守政治家である恒三代議士が、こと志に反して小沢ごときに振り回されたわけだから、それを帳消しにする意味でも、ここらでホームランをかっ飛ばして欲しいのである。ここまでくれば、恒三代議士は、民主党を救うことよりも、日本という国家を第一に考えるべきなのである。

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