民主党の言論統制の実体が徐々に明らかになってきているが、「風評被害を出さないために」という大義名分で、原口一博総務大臣が大手マスコミに指示を出したともいわれており、今後論議を呼びそうである。国民に真実を伝えないのが民主党政治なのである。しかし、ようやくここにきて、これまでほとんど取り上げられなかった宮崎県の口蹄疫感染の拡大が、テレビや新聞でも注目されだした。それでも、民主党にとっての不都合なことは、何一つ報道されていない。初動態勢で遅れをとった鳩山政権の不手際は、民主党得意のバラマキにによって、逃げ切ろうとしている。殺処分の補償を全額国でやるというリップサービスをし、責任を回避しようという魂胆なのである。笑ってしまうのは、やるべきことはやったという、赤松広隆農林水産大臣の居直り発言である。海外旅行に出かけていたくせに、よくぞそんな口が利けたものである。民主党の天下になってこの国はメチャクチャである。口蹄疫の問題だって、危機管理ができていれば、これほどまでに広がりはしなかったはずだ。防疫を徹底して行えば、前回がそうであったように、被害を最小限にくい止めたに違いない。消毒液が足りなかったのは、国の責任であるともいわれている。陣頭指揮をとるべき最高責任者の農林水産大臣が、日本にいなかったわけだから、まったく話にならない。民主とのやることなすこと、全てがずっこけている。そして、野党から厳しい批判を受けたりすると、逆切れをして食ってかかるのである。それが左翼崩れ特徴なのであり、とくに赤松農相は、かつて社会党の書記長までやった男である。賞味期限が切れていてあたりまえだ。
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