草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

フジ産経にも小沢シンパが暗躍するマスコミ界の裏を暴け

2010年05月23日 | マスコミ評

 フジサンケイグループの方が民主党を擁護しているのではないか、という疑惑が持ち上がっている。意図的な報道が目立つからだ。鹿内信隆が「財界からマスコミ界に送り込まれた斬りこみ隊長」と言われたのも、もはや過去のことだ。産経新聞に正論欄を開設して、進歩的文化人を攻撃させたのも、鹿内であった。しかしながら、非自民連立政権が誕生して、保守勢力が分裂したあたりから、グループ全体の主張に変化が見られるようになった。とくにフジテレビは、電波利権を通じて小沢一郎民主党幹事長と密接な関係があったともいわれ、以前から「偏向しているのでは」という疑いが取りざたされていた。それだけに「フジ新報道2001」の首都圏500人調査はすぐに槍玉に挙げられる。今日の番組で発表された世論調査の結果も、捏造だと「2ちゃんねる」では大騒ぎになっている。考えられないことに、鳩山内閣の支持率がアップしているからだ。質問項目も、見え見えである。「沖縄に米軍基地があることは、日本に対する脅威への抑止力になっていると思いますか」と聞かれれば、「なっていると思う」と答えるしかないからだ。鳩山由紀夫首相ができもしないことを言って、沖縄県民を惑わした責任を問うべきなのに、問題をすり替えているのである。産経新聞だって、小沢幹事長の手が入っている気がする。今国会議員になっているフジテレビ関係者が転んだ一件でも、写真をベタベタ掲載したのは、センセーショナル過ぎて、報道機関としての品位が感じられない。ネットは権力の走狗と化したマスコミに対しては、徹底した批判を加えるべきだろう。フジサンケイグループだからと安心していると、裏をかかれる場合があるからだ。あくまでも問題は、何を報道したかなのである。週刊誌に期待したいのは、フジや産経に巣食っているに違いない、小沢シンパの暗躍ぶりを記事にすることだ。朝日新聞どころではないはずだから。

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やっぱり国民を裏切った不甲斐ない鳩山政権

2010年05月23日 | 政局

 無責任というよりは裏切りといった方があたっているだろう。それでも暴動が起こるわけでもなく、国民は坦々と生きているが、胸のうちは違うはずだ。国民の多くは、目前に迫った参議院選挙では、民主党には絶対に入れまいという気持ちになっているようだ。期待したぶんだけ、反発も大きいのである。しかし、鳩山政権や民主党が、すぐに行き詰るというのは、選挙前から予想された事態であった。できもしないマニフェストを掲げたときから、こうなることは分かっていたからだ。自民党の総選挙用CMが正しかったのである。7月の参議院選挙では、また同じCMを流せばいい。民主党は返す言葉がないはずだ。「子供手当を月26000円を差し上げます。ガソリンが高くなっている元凶である暫定税率は、すぐに廃止します」と言っておきながら、実現の目どが立たなかったり、マニフェストから下ろしてしまったりのドタバタ劇が続いているからだ。統治能力なき民主党政治では、国民はどうしていいか見当がつかず、右往左往する以外にないのである。普天間基地移設問題では、鳩山首相は「最悪でも県外」と言ったのに、それを実現させることは、ほぼ困難になった。嘘をつくことだって人間にはある。しかし、鳩山首相は、一国を代表する政治家である。にもかかわらず、「ルーピー首相」とまでネットでは呼ばれて、揶揄されているのだから、どうしようもない。鳩山ごときを総理大臣にしてしまったツケを、いよいよ日本国民は取らされることになるのだ。いくら悔やんでも悔やみきれない。

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高齢者を師と仰ぐのが保守主義の美風

2010年05月23日 | 思想家

 ここ最近になって、私もネットの住人になってしまったが、昭和27年生まれとしては、戦争を経験した親の世代と、自分たちの子供の世代の架け橋になれればと願っている。そこで心がけているのは、日本本来の有機的な社会を再生させるために、マニュアル化された「技術的知識」よりも、「伝承的知識」に重きを置くことである。そのことを教えてくれたのは、政治学者の櫻田淳である。高齢者から多くのものを摂取すべきだというのである。桜田は「有機的な社会を構築させるためには、高齢の人々と若年の人々が接触する環境を用意することである」(『「福祉の呪縛」』)と述べている。高齢の人たちが現役のときと同じように、子供たちに礼儀作法や武道を指導すれば、日本の心が受け継がれることになるはずだ。地域の伝統文化を絶やさないためにも、高齢者が活躍する余地は大きいのである。マスコミを始めとした今の世の風潮は、そうした「伝承的価値」に目を向けないから、日本人相互の結びつきが希薄になってしまったのである。鳩山政権や民主党が愚かであったのも、過去に学ぼうとしなかったからだ。ゼロペースでできると思うこと自体が、人間として傲慢なのである。高齢者の経験に耳を傾ければ、様々な教訓を得ることができる。それだけに、話をじっくり聞くことも必要なのである。高齢者に教えを請うというのは、保守主義の美風でもあったわけだから。

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