草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

夢野久作流で民主党政治をなで斬りにする

2010年05月17日 | 思想家

 民主党政治があまりにも酷いので、霊界から夢野久作先生にお出まし願って、叱責してもらったらどうだろう。アナーキストとも右翼ともつかないこの御仁は、糞味噌に民主党を罵倒するはずだ。あの名著『犬神博士』の冒頭の文章では、主人公が世間をこてんぱにけなしているが、それと同じようなお言葉を吐いてもらえれば、少しは溜飲が下がるのではなかろうか。   

 金もないのにバラマキをやって、頼んでもいないのに高速道路を無料にすると言い、できもしないマニフェストを並べ立て、先祖代々下げなかった頭を下げて、選挙に勝つためには手段を選ばず、政権交代を後戻りさせるなというので、「ジミンガー」「ジミンガー」と叫んでばかりいる連中はあれは何だ。親から月1500万円もの大金をもらっていながら、慈善人助け善根功徳を嫌うこと疫病神のごとくで、湯水のように選挙にだけ金を使い、「嘘ばかり言っている」と国民から指弾されれば、ドブネズミのようにコソコソ隠れてしまうありゃあ何だ。我輩の眼から見れば、民主党のやつらはよっぽどいかれている。ズット昔では皆、綽名を本名にしていたもんだ。民主党の面々の綽名はふるっている。「平成の脱税王」や「闇将軍」というのには、我輩も腹を抱えて笑ってしまった。最近では「スペランカー三宅」というシャレた綽名まで国民の口に上っているが、いずれも悪党の代名詞で、そう呼ばれて喜ぶ奴はいないだろう。よくも恥ずかしくもなく生きていられるもんだ。    

 かくして夢野久作先生のお言葉は終わったが、何度でも時間があればお出まし願って、滅茶苦茶な政治を一日も早く止めさせてもらいたい。そうでなければ、日本という国家は、今以上にガタガタになってしまうからだ。

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朝日新聞の「口蹄疫」記事が鳩山政権をノックアウト

2010年05月17日 | 政局

 今日の朝日新聞の朝刊は、一面トップと二面の「時時刻刻」で宮崎県で広がっている口蹄疫のことを取り上げている。そこで特筆すべきは、後手に回っている政府の対応に関しても言及したことだ。「そもそも、被害が拡大の一途をたどっていた五月上旬、赤松広隆農林水産相が中南米への外遊で不在だったことへの地元の不信感は強い」と記事は伝えている。また、昨日宮崎県に入った平野博文官房長官が、防疫体制の強化策についての具体的回答がなかったために、地元では落胆の声が出ているのだという。ようやく鳩山政権は重い腰を上げようとしているが、ここまで放置してしまった責任は、とんでもなく大きいのである。核心を突く記事を朝日新聞が書いたことで、ノックアウトされる寸前であった鳩山政権と民主党は、とどめのパンチを受けたのと同じである。もはやマウンドに崩れ落ちるしかないからだ。しかし、その記事で笑ってしまうのは、鳩山由紀夫首相と会談後に、平野官房長官が記者に漏らした一言である。「首相から改めて指示をいただいた『これから考えろ』」というのだから、現在の民主党政治に、統治能力を期待するのが、そもそも間違っているのだろう。

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