草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

民主党政治のPR放送局になりさがったNHK

2010年05月11日 | マスコミ評

 NHKのテレビ報道はどうかしている。鳩山政権の大本営発表や、民主党政治のPRばかりしているからだ。国民は誰も信用しなくなってしまうのに、危機意識がまったくない。与党三党の国会対策委員長の会談で、今回は仮に移設先を沖縄に決めたとしても、「将来は県外、国外」ということでお茶を濁すつもりのようだ。そんなことをわざわざニュースで流すのはどうかしている。もしかするとブラックユーモアのつもりなのだろうか。おちょくっているのであれば見上げたものだが、そうではなさそうだ。普天間基地の移設をめぐって、鳩山由紀夫首相が「最低でも県外」と言っていたのを弁護するにしても、弁護の仕方があるはずだ。これでは国民を怒らせるだけである。最近になってNHKの提灯記事があまりにも目に余る。お上の言うことをそのまま伝えるのが、公共放送の役目だと錯覚しているのだろうか。しかも、その国対委員長会談で話題になった将来というのは、どの位の時間を意味するのだろうか。国際情勢の変化を考慮しているとは思われないし、まったく意味不明な言葉である。約束を守れなかったので、それを正当化するために、下手な詭弁を弄しただけなのである。NHKは近いうちに存続の危機に直面すると思う。この国の根幹を否定する民主党政治に、あまりにも加担し過ぎたからだ。コモンセンスを大事にする保守系の国民は、そうした報道姿勢にすでに愛想を尽かしており、今後はさらにNHK離れが加速することになりそうだ。

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口蹄疫感染を報道しないテレビメディアの大罪

2010年05月11日 | マスコミ評

 もっと伝えるべきニュースがあるはずなのに、今朝7時のNHKニュースのトップが、サッカーのワールドカップに出場する日本チームのメンバー紹介だったのには、ただただガッカリしてしまった。もはや政府の広報番組そのものである。これでは誰もNHKを見なくなってしまうし、金を払ってまでバックアップしようという気にはならないだろう。これと比べると、民放のテレビ局はまだましであった。鳩山由紀夫首相が言い続けてきた、普天間移設問題の五月決着について取り上げていたからだ。それでも、国民の一番の関心事である宮崎県の口蹄疫感染の拡大については、ほとんどスルーと同じである。遅ればせながら赤松広隆農水大臣が宮崎県を訪れたものの、対策が後手に回っていることで、宮崎県では大変な事態になっている。その事実をテレビはまったく報道していないのである。報道管制を布くことで、何とかして政権の座に留まりたいという鳩山政権に、精一杯の媚を売っているのだろう。いかに追い詰められようとも、民主党は衆議院では圧倒的な議席を持っているわけだから、損得勘定を考えるのだろう。日本のテレビメディアも信用を失ったものである。民主党政治の言いなりになって、そのお先棒を担いできただけに、ここで方向転換をするのは難しいのだろうが、ジャーナリストとしては失格である。だが、いかに情報操作をしようとしても、国民を騙すことはもはやできないのである。どんなに阻止しようとしても、ゲリラ的に情報は漏れてくるからだ。普天間移設問題と同じように、ネットの力によってテレビメディアは恥をかくことになるのである。かえって名も無き庶民が書き込んでいるネットの方が、ジャーナリズム根性があるからだ。

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