草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

社会主義者の巣窟である民主党に陰険さは付き物

2010年05月12日 | 思想家

 社会主義をかじったことのある連中の方が、日本の国民を虫けら扱いにして、徹底的に弾圧する。大杉栄は、資本主義国家が社会主義者や無政府主義者を、いつも犯罪者扱いにしてきたことに抗議する。しかし、大杉はそれだけではなかった。社会主義者の無政府主義者に対する仕打ちはそれ以上のものがある、と批判したのである。大杉は「社会主義者は、資本主義者よりももっと政府主義的であるところから、資本主義者よりももっと悪辣にこの方法を用いる」(『ロシア革命論』)とも述べていた。民主党を中心にした鳩山政権が、強権的であるのは、小沢一郎という札付きの指導者がいるからばかりではない。元社会党の党員が中心になった社会主義的な政権であるからだ。社会党というのは、かつては労農派のマルクス主義者が中心であった。党派闘争至上主義である彼らに染み付いているのは、残忍さと陰険さである。社会主義者として、血塗られた過去を背負っているからだ。そんな連中が天下を取ったわけだから、政権を奪い返すのは並大抵のことではない。スターリンがやったように、国家に逆らう人間を許そうとはしないだろうし、いかに国民生活を踏みにじるようなことをしても、テレビではそれを報道せず、闇に葬ってしまうのが常だ。民主党が布いている報道管制は、社会主義者であれば、あたりまえのことなのである。無政府主義者でなかろうとも、締め付けられるような息苦しさが今この国を支配している。言論と表現の自由を守ろうとするならば、日本国民は結束して、鳩山政権や民主党を打倒しなくてはならないのである。

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民主主義の死をもたらす民主党の情報統制を許すな!

2010年05月12日 | マスコミ評

 鳩山由紀夫首相が普天間基地移設について五月決着を断念したことは、まさしく公約違反である。しかし、NHKはどのように報道しているかというと、「官房長官協議の継続を求める」「政府来月以降も交渉を継続へ」といったように、鳩山政権の方針をそのまま述べているだけである。鳩山首相の責任についてはまったく言及していない。そして、あろうことか「北方領土問題鳩山政権下で解決を」というニュースを伝えている。ロシアを訪問中の鈴木宗男衆議院外務委員長のことを大々的に取り上げているのだ。普天間基地の移設問題も先延ばししているのに、どうして北方領土の返還交渉に手をつけられるのだろう。また、宮崎県での口蹄疫感染の拡大については、今日もまた黙殺である。日に日に深刻になってきているのに、国民は何も知らされていないのである。唯一の情報源となっているのはネットだけである。NHKを中心としたテレビメディアを情報操作をしている民主党のやりかたは、民主主義への挑戦そのものである。民主主義が対話によって成立しているのを教えてくれたのは、ヤスパースであった。自分と意見を異にする他者との討論を通じてこそ、真理を追求することができるからだ。その前提となるのが、言論の自由であり、国民の知る権利が保障されることだ。それを真っ向から否定する民主党政治を許すことは、民主主義の死を意味するのである。

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