草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

沖縄戦で散華せし英霊を冒涜する菅発言

2010年06月17日 | Weblog

 米軍の普天間基地の移設問題に業を煮やした菅直人首相は、民主党の喜納昌吉参院議員に向かって、「もう沖縄は独立した方がいい」などと語ったという。それが本当であるならば、とんでもない暴論である。それだけで総理大臣の職を辞すべきだろう。昭和20年3月26日から始まり、6月23日まで繰り広げられた沖縄の地上戦での日本人の戦没者は、軍民で20万人を超えるのである。さらに、4月6日から始まった沖縄戦での神風特攻隊は、終戦の日の8月15日まで行われ、海軍機と陸軍機合わせて1912機が出撃したのである。そして、3018名ものパイロットが散華した。そこまでして日本人は沖縄を死守せんとしたのである。菅首相は、その死者の霊に申し訳がないと思わないのだろうか。冗談であっても、そんなことを一国の宰相が口にすべきことではない。鳩山由紀夫前首相もそうだったが、国家が何によって成立しているのか、何を守らなければならないのか、ということを考えたことがないのだろう。国家の三要素は、領土、国民、主権なのであり、第一番目にくるのが領土なのである。そんなことも知らずに、この国をどこに引っ張ってゆくつもりなのだろう。仙谷由人内閣官房長官は、永住外国人の地方参政権付与法案をあきらめていないようだ。それはいうまでもなく、国民主権を否定することだ。民主党政治をこのままにしておけば、日本という国家は解体されてしまうのである。領土も国家主権も放棄するわけだから。

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逆ギレ政権の最大の武器は恫喝

2010年06月17日 | 政局

 菅直人首相や仙谷由人官房長官はエセサヨクの本性丸出しだ。自分たちが批判されると、逆ギレして大声を張り上げるからである。余裕がないというか、全共闘世代の暴力主義から抜け切れないでいる。お互いの議論に耳を傾けて、自由に討論をするというよりも、恫喝する方が手っ取り場合からだろう。あの当時は、一般学生がまともな発言をしたりすると、大勢で壇上から引きずりおろし、撲る蹴るの乱暴を働いたが、それと同じリアクションだ。批判に向き合う謙虚さを持ち合わせていないのである。学生運動の言葉で言えば、菅首相も仙谷官房長官も単ゲバ主義者だ。仙谷官房長官は、もともと社会党の国会議員で、自治労の顧問弁護士をしていただけに、思想的にも時代遅れであり、経済学についても無知ときているから、痛いところを突いてくる相手を罵倒するしか能がないのだろうが、逆ギレ政権というのは、日本の国政史上前代未聞ではなかろうか。鳩山政権では「ジミンガー」の連続であったが、今度は「名誉毀損だ」「訴えてやる」とかの脅しばかりである。鳩山由紀夫前首相や小沢一郎前民主党幹事長の政治と金をめぐる問題を、国民は納得しているわけではない。菅新政権が誕生したので、それなりに期待しただけなのである。しかし、菅政権はやることが単ゲバでしかないわけだから、国民の支持を得られるはずもない。

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