草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

国を思う石原慎太郎の怒りはもっともだ

2010年06月25日 | 思想家

 参議院選挙が公示されたことで、テレビ局の報道も公平になってきたようだ。マスメディはその点では抜け目ない。できるだけ、取り扱いも平等にするしかないので、偏向報道は難しくなってきているようだ。選挙以外のときも、そうすればいいのである。やたらとコメンテーターが誘導するような発言は慎むべきだからだ。公示一日目に、たちあがれ日本と民主党が小競り合いを演じたようだが、国民主権にこだわる勢力と、外国人に地方参政権を与えようとする勢力の激突というのは、多くの国民に考える材料を与えたのではなかろうか。作家としての石原慎太郎が、あらかじめ意図したわけではないだろうが、見るに見かねて激怒したのだろう。新聞は産経や毎日が取り上げているが、テレビはいつもの通りの黙殺である。日本人が外国人とどのように付き合っていくかは、大きな課題である。そのことを民主党はマニフェストでは言及していない。それでいて、すぐにでもその法案を通そうとしているのである。かつてこの国のかたちにこだわった三島由紀夫に対して、石原は異議を唱えていた。しかし、亡国の道を歩もうとしている日本を救うために、石原も変わったのだと思う。ルールを守らずに嫌がらせをする民主党の宣伝カーに向かって、「うるせーな、コラ! どこの外国人だ。日本人ならルールを守れ」と怒鳴った石原は、命がけで国を愛する憂国の志士なのである。 国民が今考えるべきは、この国のかたちを守るか、それとも根本から否定するかの、どちらを選択するかである。破壊すれば取り返しが付かなくなるというのが、国を思う保守派の主張なのである。

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日本人に元気を与えてくれたW杯サッカー

2010年06月25日 | サッカー

 日本も捨てたものではないというのを、ワールドカップ南アフリカ大会で日本選手が見せてくれた。それぞれの国の誇りと名誉とをかけて戦われているなかで、日本チームは、2大会ぶり2回目の決勝トーナメント進出を決めたからだ。君が代が歌われ、日の丸が打ち振られるという光景にも、日本人として感動を覚えてならなかった。なぜかここ数年、日本人は自信を無くしてしまっていた。不況から抜け出せなかったことも大きいだろう。政治的な閉塞感が続いていることもあるだろう。しかし、今回の日本チームの快挙は、多くの日本人に元気を与えてくれた。小惑星探査機はやぶさが7年ぶりに地球に帰還し、惑星イトカワの砂の入っている可能性のあるカプセルを持ち帰ったことと合わせて、「日本再生」に大きなきっかけになるのではなかろうか。そして、選手たちの若さには惚れ惚れとしてしまった。今の若い人たちに期待が持てるのは、団塊の世代とは違って、日教組のイデオロギー教育を受けていないからだ。国のかたちを簡単に変えようとしたのが戦後民主主義であった。しかし、その過ちにようやく日本人も気づき始めているのではなかろうか。日本という国家は、古くからの歴史があり、誇るべき文化がある。その独自性を主張することで日本ファンが生まれ、外国との友好関係を築くことができるのである。敵のゴールに突進する日本選手の意気込みに学ばなくては。

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