草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

民主党で恐るべきは小沢一郎ただ一人なり

2010年06月07日 | 思想家

 小沢一郎を利用していたくせに、選挙に不利というので、知らぬ顔をするのはいかがなものだろう。本当の左翼ではなく、見せかけだけのサヨクのやることは、その程度なのである。団塊の世代のファッションであった革命ごっこにうつつを抜かしながら、見事に転身した連中のすることは、そんなものである。しかし、小沢を排除してクリーンな政治とやらを宣伝しても、明日の飯にも困っている民衆にとっては、まったく縁遠い話で、もう一つピントこないはずだ。70年安保闘争でもっとも激しく戦った者たちは、市井の片隅で生きているのであって、大見得を切るような立場にはいないのである。千谷由人は、ケロちゃんの看板を盗んできたことがあるそうだが、今は亡きジャズ評論家の平岡正明のように、犯罪者同盟を結成し、「あらゆる犯罪は革命的である」と主張して本を万引きし、権力をとやりあったのとはわけが違う。悪戯気分の延長でしかないのである。悪党と呼ばれる小沢の豪腕を頼っていた民主党が、サヨクの台頭によって、気の抜けたビールになってしまった。支持率はいくらアップしようとも、元の社会党に先祖返りをするのだろうか。革命をするにはきれいごとではすまないのである。小沢はそれを熟知しているから、保守派にとって最大の敵なのである。菅直人や千谷、さらに枝野幸男あたりでは、保守派も闘争心がなえてしまうから、さっさと自滅すればいいのである。

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国家の理念を否定するサヨク政治家菅直人

2010年06月07日 | 思想家

 何もしていないのに支持率がアップするというのは、泡見たいなもので、菅直人首相の政治的スタンスが明らかになってくると、すぐに愛想をつかされるのである。マスコミは真実を伝えることなく、バカ騒ぎを演出しているだけで、難問山積の現実の政治から、国民の目を遠ざけようとばかりしている。それでは日本の政治が良くなるわけがない。菅首相が師と仰いでいるのは、法政大学教授の松下圭一である。「シビルミニマム」とかいった言葉を流行らせた張本人だが、旧社会党を支えたオピニオンリーダーである。日本の統治システムとしては、国家主権型を批判し、国民主権型が理想だとして、「政府信託論」を主張している。つまり、国民の信任を得た内閣という考え方で、それであれば、与党と内閣とは一体なのである。政権交代が実現して、民主党は国会で質問しないということが、一時期衆議院であったが、内閣を国会がチェックするというのではなく、与野党の区別によって、役割も違ってくるのだ。追及するのは野党の仕事であるからだ。しかし、国家という理念は、国民の平和と安全を保障し、国際社会に開かれたものであることを追求している。その理念を実現しようとする努力が求められるのである。主権者としての国民が、時には選択を誤ることもあるわけで、選挙だけが全てではないのである。サヨクと保守派の分かれ目は、歴史や伝統を含んだ国家を尊重するかどうかなのである。そんなことを論ずることもなく、ここ数日はマスコミのバカ騒ぎが続くのではなかろうか。

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