草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

自分だけ助かりたい小沢一郎と自民党は組むなかれ!

2010年12月03日 | 政局

 日本の政治を駄目にしたのは、小沢一郎ではなかったか。いくら叩かれても政治生命を失わないのは、金に物をいわせるからだろう。野党暮らしに辟易した自民党が、一部とはいっても、小沢ごときに擦り寄るのは、あまりにも見苦しいし、かえって国民の反発を買うだろう。そんなことをしなくても、正攻法で、政権は奪還できるのだから、焦る必要などはまったくない。ここまで国をメチャクチャにした小沢と、手を組むことになれば、その時点で日本はおしまいだ。小沢の取り巻きも、保守とは無縁な連中ばかりである。雁首を揃えて、中共詣でをした政治家に、愛国者などいるわけがない。自民党は、ここは我慢するしかない。野党としての仕事をこなすのが先である。思わせぶりな言い方をするのは、小沢の特徴である。それで騙された政治家は、海部俊樹、渡辺美智雄を例に挙げるまでもなく、枚挙にいとまがない。沖縄の普天間基地の移設にしても、小沢ほどいい加減な発言をした政治家はいない。国会で説明責任も果たさないのに、どうして新党を結成できるのだろう。それこそ、江藤淳が生前言っていたように、岩手県の水沢に引っ込むのが、まず筋である。そして、政界から足を洗い、小沢グループの残った者たちと合流するのであれば、少しは話が違うが、今回もまた、小沢は自分だけが助かりたいのである。  

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家族を崩壊させる夫婦別姓に血眼になる民主党

2010年12月03日 | 思想家

 日本の家族制度を崩壊させるために、リベラル派を名乗る連中が画策しているのが、夫婦別姓であることはいうまでもない。それを民主党がごり押ししようとするから、保守派は猛反発しているのである。民主党は国民の支持を失っているにもかかわらず、まだあきらめてはいないようだ。去る二日の党政調役員会で、選択的夫婦別姓制度の導入を容認する提言が了承されたからだ。一体この国をどこまで破壊すれば、民主党は気がすむのだろう。日本人にとっては、姓を引き継ぐというのは、深い信仰的な意味合いがある。柳田国男が尊重したのは、「文字には録せられず、ただ多数人の気持ちや挙動の中に、しかも殆ど無意識に含まれているもの」(『日本の祭』)であり、それを研究するのが民俗学であった。その観点からも、養子をとってまで、日本人が守り育ててきたものを、簡単に否定してしまってよいわけがない。先祖から続いている姓を重んじることは、私たちの先人に思いをいたすこととも結びつき、それによって日本人は、己の身を処してきたのである。さらに、一家に様々な姓が同居するのは、まとまりがなくなる。夫婦や親子の絆が、これまで以上に希薄になれば、大きな損失ではなかろうか。民主党の軽はずみな政策によって、この国はメチャクチャニされようとしているのである。

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