三歳以下の幼児には、子供手当を一人当たり2万円にすると約束したのは、つい先日のことだった。その舌の根も乾かないうちに、財源でドタバタするのは、あまりにも民主党政権らしい。テレビでも、そうした愚かなドタバタ劇を取り上げ始めたから、もう先は長くはないはずだ。民主党政治の売りといえば、子供手当であった。合法的な買収といえなくもないが、金をくれるというので、それに騙された国民も多かった。最初から財源などないのは知っていたが、お上が何とかしてくれると思っていたのだ。しかし、どっこいそうはいかなかった。ない袖は振れないのである。ここまで詐欺まがいのことをされると、国民が怒らない方がどうかしている。期待した分だけ、憎しみがこみあげてくるのではなかろうか。それも、菅直人が悪いというよりも、民主党全体が腐っているのである。首相が誰になろうとも、もはや民主党では駄目だ。次の首相候補の一番手が、小沢一郎というのも、馬鹿にした話だ。あれだけ世間を騒がせておいて、それでも表舞台に立とうとするのは、権力を手放したくないからだろう。ただ、ここで国民も反省すべきなのである。先の総選挙では、反民主の声が多かったのは、ネットだけであった。いくら民主党が嘘吐きであっても、騙された方にも問題があるからだ。
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