草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

保守主義の原点は家族とコミュニティの絆だ!

2010年12月11日 | 思想家

 保守主義こそが日本を救うのである。1990年代から今日まで続いた改革の大合唱によって、日本はメチャメチャにされてしまった。保守主義は共同体主義とも称されるが、佐伯啓思は『国家についての考察』のなかで、保守主義の特徴として、国家と個人とを仲立ちとする家族、コミュニティなどを重視することに言及している。さらに、そこには、自分たちの先人への同情と共感も含まれるのである。「個人と国家をつなぐものとしての歴史的なもの、そして心情的なコミットメント、つまり愛国心、愛郷心に対しても無関心でおれないからである」。私が会津人であることにこだわり、涙なしには語れない歴史を大切にするのも、日本人として、国のために散華した人たちを悼むのも、保守主義者であれば、当然のことなのだ。抽象的な個人というのは、どこにも存在しない。どんな人間であろうとも、宿命として、共同体や国家の刻印を背負わされており、その宿命からは逃げられないのである。先の戦争で敗北して以降の日本は、国家であることを否定された。保守主義の基盤が破壊されたのだった。しかし、今それが変わろうとしている。サヨク政権を打倒するために、日の丸の旗のデモ隊が都心にあふれており、家族とコミュニティの絆を再認識をしようとする保守の運動が高まっているからだ。

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小沢は日本の政治を私物化して天に恥じないのだろうか?

2010年12月11日 | 政局

 小沢一郎という政治家は、結局は自己保身だけなのだろう。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉があるが、その意味を理解できないのだろうか。戦後体制を終わらせるためにも、9条を含めた憲法の改正こそ急務なのである。日本だけが悪であると決め付けた現在の憲法を、後生大事に守り続ける必要などないのだ。それを政界再編の錦の御旗にすれば、小沢も政治家として見直されるのに、それもやらずに、ごねるだけではどうしようもない。12日に迫った茨城県議選で民主党が敗北すれば、菅直人政権を揺さぶるつもりのようだが、小手先に終始するのではなく、王道を歩むべきなのである。一度は幹事長までやった政治家が、自民党から飛び出して、平気でサヨクと手をつないだことが、今もって解せない。そこでの大義名分は、政権交代しかなかったからだ。どんな政治を実現するかについては、まったく触れられずじまいであった。その結果、現在のような政治の混迷をもたらしたのである。小沢一郎に国を思う気持ちなど微塵もないとすれば、それはしかたがないことだ。しかし、小沢ほど、日本の政治を私物化した政治家はいただろうか。そして、本当に小沢はそれで天に恥じないのだろうか。

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