テレビに出ているから、より身近に思えて投票するというのは、衆愚政治の典型である。しかしながら、ただそれだけで政治家になっている連中の多いこと、多いこと。大見得を切るのが得意なだけで、政策的にはサッパリの政治家が多いのではなかろうか。以前はタレント議員と呼ばれていたが、今であれば、マスコミ政治家と命名した方がピンとくる。大阪府の橋本徹知事というのも、最初は期待したが、やらせてみると、マスコミ受けばかり狙って、はしゃいだだけであった。自民党に応援してもらって当選したくせに、先の総選挙では、こともあろうに民主党を支持するようなことを口走って、反自民の世論形成に貢献した戦犯である。日本の国を混乱させた責任は大きいのだから、自分のしたことを詫びるのが筋だろう。部下が自殺したのも、何をやらかすかわからないので、側近の者が神経的にまいってしまったに違いない。マスコミ政治家の典型は、もう一人挙げるとすれば、蓮舫行政刷新大臣だが、やっていることはプロダクション所属の芸能人そのもので、ファッション雑誌の写真撮影が関の山なのである。そんな政治家にこの国を委ねたら、破滅するのは目に見えている。タレント議員として持てはやされたのに、今東光や石原慎太郎がいたが、いずれも著名な物書きであった。それがいつの間にやら、橋本や蓮舫レベルになって、タレント議員から、マスコミ議員に格下げになったのである。
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