今日、会津坂下町の国道49号線を車で走ってみた。両脇に堆く積み上げられた雪には圧倒されたが、県も甘く見ていたのではなかろうか。最初から予想された区間で、立ち往生が起きているからだ。猪苗代から会津若松間は、地吹雪の常襲地帯で、私もそこの渋滞に巻き込まれて、一晩車のなかに閉じ込められたことがあった。会津坂下から西会津にかけては、距離的には10キロそこそこではあるが、大型車が通せんぼするような事態になれば、わき道がないから最悪だ。読売新聞によると、国土交通省郡山国道事務所を管轄する東北地方整備局が26日午前6時ころ、県に対して自衛隊の派遣ができるかどうかの打診をしたという。しかし、切迫しているにもかかわらず、作業内容を問い合わせるなどして、県は詳しい説明を求めたのだった。まずそれで時間が取られてしまった。さらに、東北地方整備局が県に正式に要請したのが午後0時45分であったのに、、県が佐藤雄平知事名で自衛隊に要請したのは、時計の針が午後4時を指していた。自衛隊が現場に到着するまでに、気の遠くなるような時間が経過したのである。佐藤雄平知事は、去る10月31日に行われた知事選では、自民党も推薦したとはいえ、一回目に出たときは、民主党や社民党のおかげで誕生した知事である。反自衛隊色の強い組合に気兼ねしていたとしたら、とんでもないことだ。
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