草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

自衛隊出動が手間取ったのは雄平知事が民主党寄りだからか?

2010年12月27日 | 政局

 今日、会津坂下町の国道49号線を車で走ってみた。両脇に堆く積み上げられた雪には圧倒されたが、県も甘く見ていたのではなかろうか。最初から予想された区間で、立ち往生が起きているからだ。猪苗代から会津若松間は、地吹雪の常襲地帯で、私もそこの渋滞に巻き込まれて、一晩車のなかに閉じ込められたことがあった。会津坂下から西会津にかけては、距離的には10キロそこそこではあるが、大型車が通せんぼするような事態になれば、わき道がないから最悪だ。読売新聞によると、国土交通省郡山国道事務所を管轄する東北地方整備局が26日午前6時ころ、県に対して自衛隊の派遣ができるかどうかの打診をしたという。しかし、切迫しているにもかかわらず、作業内容を問い合わせるなどして、県は詳しい説明を求めたのだった。まずそれで時間が取られてしまった。さらに、東北地方整備局が県に正式に要請したのが午後0時45分であったのに、、県が佐藤雄平知事名で自衛隊に要請したのは、時計の針が午後4時を指していた。自衛隊が現場に到着するまでに、気の遠くなるような時間が経過したのである。佐藤雄平知事は、去る10月31日に行われた知事選では、自民党も推薦したとはいえ、一回目に出たときは、民主党や社民党のおかげで誕生した知事である。反自衛隊色の強い組合に気兼ねしていたとしたら、とんでもないことだ。

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村       人気ブログランキングへ

            ↑

      会津っぽに応援のクリックをお願いします

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サヨク流の人民戦線に自民党は与するなかれ!

2010年12月27日 | 政局

 口が酸っぱくなるほど繰り返すが、民主党内の反小沢派の切り札は、自民党の谷垣貞一総裁と組むことだ。その背後にいるのは、加藤紘一だろう。それがうまくいかなければ、菅直人首相は絶望的な政権運営を強いられるだろう。朝日新聞に象徴されるサヨクの期待の星は、今も昔も加藤紘一なのである。いうまでもなく、彼こそが小沢一郎との宿命のライバルだ。谷垣はその側近ナンバーワンであり、どちらかというとリベラル派に属する。サヨク政権があまりにもいい加減なこともあって、その反動で日本中で保守派が勢いを増しつつある。憲法改正に向けた動きも、今後一段と加速するだろう。それを恐れるサヨクによって、人民戦線が構想されているのだ。これに対して、保守派も結束しなければならない。そのためのキーワードは、国家の再建である。暴力の海のなかにあっては、国益を守るために身構えるしかないからだ。サヨクがよく口にする他国の公正と信義に期待することは、かえって国を誤らせるだけだ。自民党が菅首相の絶体絶命のピンチを救えば、サヨク政権を延命させることになる。ここで自民党は我慢すべきだろう。日本の危機を乗り切るのは、間違ってもサヨク流の人民戦線ではなく、保守派が結集した救国戦線なのである。  

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村       人気ブログランキングへ

             ↑

       会津っぽに応援のクリックをお願いします 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自己保身と我欲だけの菅直人と小沢一郎を嗤う

2010年12月27日 | 思想家

 民主党の政治家が一番駄目なのは、自分のことしか考えないことだ。吉田松陰は、叔父の玉木文之進に、私心を後にする教育を受けた。蚊に刺されたというので、ついつい松蔭が顔を手でこすってしまったのを見た文之進は、甥を半殺しの目に遭わせたのだった。それは西郷隆盛においても同じであった。内村鑑三著の『代表的日本人』でも、色々なエピソードが紹介されている。西郷は一度も下男を叱ったことがなく、身の回りのことは自分でしたが、他人がしてくれれば、それを遮らなかった。人の家を訪問しても、外から声をかけたりはしなかった。家の人が偶然出てきて、自分を見つけてくれるまで待っていた。吉田松陰や西郷隆盛と比べると、菅直人も小沢一郎も、月とスッポンである。二人とも今の立場を守るのに、汲々としているからだ。政治家は身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあるのに、その精神がないのである。もはや政権が維持できないわけだから、菅は延命策を講じるべきではないし、小沢は小沢で、政界を引退すべきなのである。国会議員を辞めれば、国会に呼ばれることもないし、一民間人として裁判を戦えばいいのだ。私心を捨てなければ、大政治家とは呼ばれないのである。

 にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村      人気ブログランキングへ   

           ↑

     会津っぽに応援のクリックをお願いします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする