野にありしも者が大きな口をたたくべきではないが、今こそ隊列を組み直すべきである。民主党政権下にあっては、行動する保守も勢いがあった。しかし、自民党が政権に復帰すると、その声がかき消されてまった。時の権力者を笑い物にすることに、ためらいが出てきたからだ。安倍政権を批判しようものなら、サヨクと同列にみられる風潮が蔓延している。もはや政治の世界に出て行くしか選択肢はないのである。日本派の政党として、国民に信を問えばいいのである。行動する保守には役者もそろっている。政治運動の形態が変化するのは当然の成り行きである。日本の国民の約10%はより日本派になってきている。若い人にその傾向が顕著である。自民党が一時的に、部分的に受け皿にはなり得ても、それはあくまでも限定的である。田母神新党が結成され、そこに多くの行動する保守が合流することが望ましい。政治は特定の官僚や世襲政治家が行うべきではない。一から出発した人たちが、民主的な手続きや言論戦を通じて、自分たちの支持者を増やしていけばいいのである。排外主義と批判する向きもあるが、彼らがネットに登場したときには、無言で支持した多くの日本国民がいたことを忘れてはならない。それまでも維新政党新風の活動はあったが、その時点ではまだ時期尚早であった。今は状況が大きく変わってきている。政治の世界のなかで、一定の地位を占めるべきなのである。いつの世であっても攘夷は必要なのである。独立国家としての根本が見失われている日本においては、とりわけそうなのである。行動する保守は、政党としての可能性を探るべきだろう。
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