草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

集団的自衛権の行使容認に反対して米国持ちだす岸井成格を嗤う!

2014年05月11日 | マスコミ評

 日本のテレビジャーナリズムがいかに誤ったことを口にしようとも、現実の方がどんどん進行している。ベトナムが中共に侵略されかかっているのにしても、いくら隠そうとしてもそれは無駄である。NHKですら大きく取り上げざるを得ないのだから。今日の「サンデーモーニング」をたまたま見ていたらば、これはひどい番組であった。中共の暴挙を一応は批判しておきながら、日本もベトナムと同じ状況にあることに関しては、まったく触れなかったからだ。それでいて、集団的自衛権の行使を容認しようとする安倍政権を、徹底的にこきおろしていた。普通であれば一緒の問題であるのに、そこに出席したキャスターは、そのことを知らないのだろうか、それとも口にするのをためらったのだろうか。帝国主義的な行動に出ているのが中共であり、ベトナムは一歩も引かない構えだ。そのことと日本は無縁ではないのだ。一番嗤ってしまったのは、岸井成格のでたらめな一言であった。尖閣諸島を米軍が自衛隊と一緒に防衛するのに、米軍が攻撃されても自衛隊が反撃しない。それがこれまでの憲法解釈であった。個別的な自衛権のレベルでは、自衛隊は手出しが出来ないのである。しかし、岸井に言わせると、米国が慎重になってきているのだという。朝日新聞あたりと組んでいるニューヨークタイムスの記事を、真に受けているのだろうか。そうではなくて、特定アジアの意向にそって、日本と米国の分断を狙っているのだろう。全て同じ意見のコメンテーターではなく、違った主張の人間を呼べないのは、それだけ自信がないからだろう。低俗なことこの上ない。

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問答無用で民主活動家を逮捕する全体主義国家中共!

2014年05月11日 | 思想家

 次々と中共で民主活動家が拘束、逮捕されている。まさに全体主義国家のならではのことであり、言論活動や政府批判をしただけで、問答無用で逮捕されるのである。共同通信によると、香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターは昨日、中国浙江省杭州市の民主活動家、徐光氏(45)が国家政権転覆容疑で逮捕されたと伝えた。徐氏は先月3日、天安門事件の再評価を求める活動をしたことを理由に拘束されていた。家族への通知によって明らかのなったもので、容疑は国家転覆罪であり、起訴されると10年以上の刑が重い判決が下される。一連の中共の民主活動家に対する弾圧を見ていると、カフカの小説『審判』を思い起してしまう。わけもなく拘束されたヨーゼフ・Kは、何が理由がわからないままに、最終的には石切り場に連れて行かれ、「犬のようだ!」と言って死んでいくのである。ヨーゼフ・Kが最初の審理の会場で見たのは、例外なく役所のバッチをつけた聴講人の姿であった。カフカが言いたかったことは、全体主義国家の恐ろしさであり、そこの主役は役人であるということだ。彼らは組織に従属し、自らの身分を守ることに汲々としている。中国共産党を支えている者たちも、まさしくそれの同類なのである。もっとも民衆の見方であることをスローガンにした者たちが、結果的には民衆を抑圧しているのである。このまま黙っているわけはなく、必ずや民衆の怒りは爆発するだろう。しかし、自分たちの体制の維持に躍起になっている中国共産党は、情け容赦ない行動に出るはずだ。悲劇はこれからなのである。

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