草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

古いサヨク理論振り回すだけの構造主義解説者内田樹を嗤う!

2014年05月27日 | 思想家

 吉本隆明がこの世を去ってから、サヨクの体たらくは著しい。嗤ってしまったのは、構造主義の日本への紹介者として解説本を書いた内田樹である。古いサヨクの理論を平気な顔をして述べている。「内田樹の研究室」のブログを覗いたら、人生相談なるものをやっていて、そこで自分の過去について語っている。同年代の私としては吹き出してしまった。「50年代の終わりは、いつ核戦争が起きて世界が滅びるかわからなかったし、60年代は世界中で革命闘争が展開していて、体制は全部崩れそうだったし、80年代はやけくそな蕩尽に浮かれていたし」と書いていた。内田はその程度の人間なのだろう。私は50年代に核戦争の危機など感じたことがなった。吉本さんが反核運動に批判的なことを言っていたように、あのとき騒ぎ回ったのはソ連の影響を受けた連中であった。60年代の革命闘争についても、嘘っぱちもはたなだしい。色々な党派の極左の人間とも付き合っていたが、誰一人として革命が日本で起こるとは思っていなかった。江藤淳はそれを評して「ごっこの世界」と呼んだのではなかったか。内田がユニークなのは「思いがけないことが起きて、時代ががらりと方向転換したのでした」と逃げるのである。そんなことはない。過去があって現在があるのであり、私などからすれば逸脱などはまったくない。そして、現在の政治の悪口を並べ立てながら、「国が破れても山河が残っている限りは大丈夫です」と結論付けるのである。もともとの前提があやふやであるばかりか、飛躍の連続なのである。優等生はいつもこんなものだ。ジャック・デリダの方はもっと政治に対して緊張感がある。やっぱり解説者は解説者でしかないのだ。

   ↑

応援のクリックをお願いします

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

    ↑

応援のクリックをお願いします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今こそ日本は戦争の危機に備えるべきだ!

2014年05月27日 | 安全保障

 中共は必ずや自衛隊機や自衛隊の艦船を攻撃してくるだろう。保守や民族派のブログではそれを想定して議論している。できるだけそこに触れまいとするマスコミ違って、危機感を露にしている。もし一機撃墜されても、アメリカはすぐに中共を攻撃することはない。中共はそれを見越しているのである。そうなった場合に自衛隊はどう動くのだろう。中共に謝罪と弁償を求めるのだろうか。集団的自衛権の行使容認を決めることは当然だが、それで目の前の危機が乗り切れるわけではない。安倍首相がそう考えているとしたら、それは甘過ぎる。日本が泣き寝入りしないためには、何をすべきかを早期に検討すべきだ。さらに、戦争に近い状態になれば、支那大陸の在留邦人の身辺にも危険が迫ってくる。いかに自衛隊が最新装備の軍隊であろうとも、手足が縛られている状態では、一方的にやられるしかない。そうした現実を無視して、日本の方が悪いかのようなミスリードをするマスコミは、自衛隊員の命などどうでもいいのだ。犠牲者が続出した段階で協議すればいい。その程度のレベルなのである。中共のこれまでの出方からして、軍事的な行動に出るのは、それほどハードルが高いわけではない。小規模な武力衝突を引き起こすことで、これまで存在していなかった領土問題を、世界に示したいのではないだろうか。安倍首相はよくやってはいるが、気がかりなのはアメリカ依存から抜け出せない点だ。ここまで軍事的な脅威にさらされているわけだから、自衛隊が攻撃されたなら、どこまで反撃するかについて、マニュアルを策定しておく必要がある。事態は日に日に切迫しているのだから。

   ↑

応援のクリックをお願いします

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

    ↑

応援のクリックをお願いします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする