今日のテレビ朝日のニュースには嗤ってしまった。日韓関係の悪化が「日米同盟のトゲになっている」と論評していたからだ。それもアメリカ側のコメントではなく、政治部の水頭洋太記者が付け足した文言であり、日米同盟に楔を打ち込みたいからだろう。「靖国参拝に激怒したバイデン副大統領」との言い方も、誤解を招きかねない。もしそれが本当であるならば、日本国民の怒りはバイデン副大統領に向くことになる。日本人の死者の祀り方にとやかく口を差し挟む権利は、いくら同盟国であっても許されないからだ。日韓関係を悪化させている原因は、韓国に問題があるわけで、日本が手を差し出さないわけではない。アメリカが安倍首相の靖国神社参拝を持ち出して、日本を批判するにいたっては言語道断である。しかし、テレビ朝日の報道とは違って、アメリカは軌道修正しつつある。オバマ大統領が明治神宮を、ケネディ大使は伊勢神宮をそれぞれ参拝した。いずれも日本の皇室とゆかりのある神社である。アメリカを混乱させたのは日本のマスコミにある。靖国神社を戦争神社であるかのように騒ぎ立て、日本がファシズム国家にでもなったかのような言い方をして、安倍首相をこきおろした。いかに日本のマスコミがそうした発言を繰り返そうとも、圧倒的多数の声なき声の日本人はそれには与しない。ようやくアメリカもそれに気付きつつあるのに、またまた懲りずにアメリカをけしかける日本のマスコミは、国民からそっぽを向かれて当然なのである。
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