安倍首相を追い落とそうとするのは、サヨクばかりではない。自民党内の外国派(アメリカ)や西洋派(中共、韓国)の連中だって一緒だ。そのなかでも目立った動きをしているのが、外国派である。自民党の「ハト派」を名乗るアジア・アフリカ問題研究会(A・A)の一行が今日、全日空機で北京に到着した。そこには額賀福志郎元財務相、川崎二郎元厚生労働相らも参加し、9日に帰国するまでに、中共側の要人と会見するのだという。自民党内には「タカ派」と評されるアジア問題研究会も存在するが、日本派として安倍首相がまともなことをやろうとすると、決まって足を引っ張るのがA・A研なのである。派閥的に見るならば、大まかに分ければ、岸ー福田派というのは安保・憲法問題では積極的であり、これに対して池田ー前尾ー大平ー宮沢派は消極的であった。その流れを踏襲しているのである。安倍首相が尖閣諸島を守り抜く決意を固めているのに、「ハト派」に属する者たちは、中共との軍事的対決に怯えている。さらに、官僚の多くがそこに属しており、一歩でも踏み出すことには、かなりためらいがあるようだ。安倍首相を全て認めるわけではないが、戦後レジームを問題にした勇気は、敬服に値する。言葉がまずあって、それが実現していくのが政治のプロセスなのである。中共が日本バッシングを強めてきているのは、それに反論もせず、頭を下げに行くような政治家が多いからだ。安倍首相にとってはA・A研は、その点からも獅子身中の虫なのである。
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