草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

国士無双の西田昌司参議院議員の向かうところ敵なし!

2012年03月20日 | 政局

 自民党の西田昌司参議院議員の質問は、向かうところ敵なしである。昨日の参議院予算委員会の質疑では、鹿野道彦農水大臣、筒井康隆農水副大臣の狼狽ぶりといったらなかった。民主党の公設秘書を農林省顧問にして、サプリメントを中心にした対中共ビジネスの全貌が明らかになったことで、鹿野も筒井も形無しであった。とくに筒井はかなり焦っていたようで、聞かれもしないことまでヘラヘラ喋っていた。元社会党のサヨクらしく居直った場面もあったが、すぐに西田議員に反撃されて、言葉に窮していた。さらに、AIJ投資顧問の年金消失問題に関しても、西田議員の突っ込みは迫力があった。役人が下手な法律論を振りかざしているのに対して、激しく詰め寄るとともに、白見庄三郎金融大臣がAIJ社長のところを、「浅川さんは協力してくれている」とさん付けにしたことに激怒して、「まだ犯罪は成立していないかも知れないが、淺川は完全に犯罪者だ」と激高した。年金資産2000億円を消失した「犯罪者」をかばおうとするのは、自分たちに責任が飛び火するのを恐れるからだろう。これには私もあいた口がふさがらなかったが、西田議員は、情け容赦なく民主党政権を追及したのだった。その予算委員会の模様は、NHKのテレビでは中継されなかったが、今はネットでも見ることができるわけだから、さらし者になった鹿野、筒井、白見の醜態は、多くの国民の目に焼き付けられるはずだ。

 
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政治や法律でかまってもらえない庶民を描いた山本周五郎!

2012年03月19日 | 思想家

 あまりにも政治が酷すぎるので、毎日エキサイトしていると、こちらまで惨めになってしまう。そんなときには、山本周五郎のエッセイの一文を思い出すことにしている。そうでなければ、やりきれなくて、腹が立ってならないからだ。「我々の国では、先祖代々庶民というものは、政治や道徳や経済というものによって庇護されないで、おっしゃる通り、大抵暗い日々を過ごして来なければならなかったし、現在もそうであり、恐らく将来も同じような状態が続くのだと、私も思います」(『山本周五郎・全エッセイ集』)。手紙ををくれた婦人への「お便り有難う」の文章である。まだ戦後という言葉が使われていた時代に、「国を挙げて大きく受けた痛手を一日も早く癒し、誰もがまことの幸福を得なければならないのに、今日はただ己の生きることにしのぎをけずらねばならない暗い日々でござます」としたためられているのに対して、自分の考えを披瀝し、政治や道徳、法律にもかまってもらえない庶民が生きていけるのは、「人間同士のまごころでつながっている、このつながりだ」と述べたのである。どんな逆境にあっても、めげないで生き抜いていく、庶民の力強さに目を向けたのだった。今流行りの絆によって、庶民はいつの世も固く結ばれてきたのである。それだけに、ここで挫けてはならないのであり、負けてたまるかの根性で、民主党政権を倒すために、体ごとぶつかっていくしかないのである。

 
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放射線を気にしないように子供に刷り込みをした国の犯罪!

2012年03月19日 | 災害

 右であれ、左であれ、放射線の影響を過小評価することは許されない。将来の日本を担うべき子供の健康に影響するからである。共同通信が18日発表したアンケート調査によると、福島県内にとどまる小学校5年生と中学2年生225人のうちの約6割は、放射線を気にしていないことが明らかになった。アンケート自体がいい加減で、避難の必要性が叫ばれている福島県東部だけでなく、会津地方も含まれている気がするが、除染すれば大丈夫といった環境省の宣伝は、テレビ、ラジオ、新聞を通じて、連日行われており、民主党政権やマスコミの情報操作によって、子供たちが振り回されているのが現実なのである。外国のテレビ局などが福島市に取材に入ってビックリするのは、そこの子供たちが、マスクもせずに平然と普通の生活をしていることだという。私が憤りを覚えるのは、「福島の子供を守れ」と叫んでいるサヨクが、民主党政権打倒を一言も口にしないことだ。脱原発、反原発以前に、福島県東部にいる子供たちを救うべきだろう。昨年の3月11日から福島県は、まさしく戦争に巻き込まれているのである。被害を最小限にとどめるためには、あらゆる手段が講じられなくてはならないのに、民主党政権のやっていることは、その場しのぎでしかない。数年先には被曝の影響による癌の患者が続出することが予想される。そのときには、政治家も学者もマスコミも、子供たちを放置した責任を問われるのであり、逃げ隠れはできないのである。

 
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福島を守り子供を救うために今こそ高齢者が立ち上がる時だ!

2012年03月18日 | 災害

 民主党政権が許せないのは、福島県東部の人たちを、今もなお放置していることだ。菅直人前首相に一番の責任があるのに、日本のサヨクは口をつぐんでいる。それを放置した段階で、菅は福島県民の敵となったのである。原発事故発生時の混乱を大目に見たとしても、その後がデタラメであった。私は今会津に住んでいるが、来月には還暦を迎えることもあり、福島県の中通りや浜通りの米を率先して食べようと思う。小出裕章京都大学原子炉実験所助教が述べていたように、原発を推進してきた私たち世代は、セシウム米であっても、それを食べるべきなのである。しかし、子供たちや、若い人の口に入ることは、絶対に阻止しなくてはならない。サヨクといわれる人たちは、高齢者であっても、そこまでする人はほとんどいない。これに対して、保守民族派の人たちは、わざわざ福島米を買い求めてくれる。そこに人間性の違いがあるような気がする。菅をかぼうのに必死なサヨクは、いくら高齢者であっても、福島の、それも浜通りや中通りの米を絶対に買い求めないだろう。「チャンネル桜」がPRを買って出ているのとは大違いだ。私は福島県東部からは、全ての人を避難させるべきだ、と言い続けてきた。それを一切無視してきたのが民主党政権である。ここまでくれば、私のできることで、福島を救うしかないが、現状のままでは、福島は地獄を見ることになるだろう。


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国民の怒り爆発する前に野田首相は国会を解散すべきだ!

2012年03月18日 | 思想家

 今の日本の政治を見ていると、決断すべきことを先送りして、国民を奈落の底に突き落とそうとしているように思えてならない。原発事故の対応でも、民主党政権のやっていることは、自分たちが犯罪者として裁かれまいと、必死に抗弁しているだけだ。それでいて、消費税増税やTPPには前のめりになっている。混乱状態を解消するには、世論の支持を失った民主党政権を1日も早く打倒すべきであるが、野党第一党の自民党の不甲斐なさが、現状を固定化している。ここまでくれば、座して死を待つよりは、国民の力によって、まったく新たな政治をつくりだすしか手がなくなりつつある。カール・シュミットは『独裁論』において、政治的閉塞状況を打破する処方箋を、私たちに書き残してくれている。「あらゆる国家的なものの根源的力である人民、国民は、耐えず新たな諸機関を制定する。その権力の、かぎりなくとらえがたい深淵からは、国民がいつであれ破ることができ、かつ国民の権力がその中で決して確定的に限定されてしまうことのない諸形態が、絶えず新たに生まれてくる」(田中浩・原田武雄訳)。ただし、その効力が正当化されるのは、いうまでもなく危機的状況においてなのである。日本は民主主義国家であり、法を破ることは許されず、厳しく罰せられるからだ。しかし、最悪の政治権力に対しては、それを打倒する権利を国民は留保しているのである。伝家の宝刀を国民に抜かれる前に、野田佳彦首相は解散を決意すべきだろう。

 
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今の日本のサヨクは攘夷のパトスなき単なる口舌の徒だ!

2012年03月17日 | 思想家

 攘夷という言葉を掲げると、眉をひそめる人たちがいる。しかし、幕末から平成の世の現在まで、日本を救う力となったのは、時にはマルクス主義の仮面をつけたとしても、その根底にあったのは、外敵に対しての「撃ちてし止まん」の攘夷の心なのである。だからこそ、若き日にマルクスの洗礼を受けた林房雄が、保守民族派に転向しても、まったく違和感がなかったのだ。三島由紀夫が林房雄に注目したのは、思想の相対性の世界の住人としてではない。「氏のかつてのマルクス主義の熱情、その志、その大義への挺身こそ、もともと、『青年』のなかの攘夷論と同じ、もっとも古くもっとも暗く、かつ無意識的に革新的であるところの、本質的原初的な日本人の心であった」ことに、三島は限りない共鳴を覚えたのだ。私が70年代前後の新左翼、とくに沖縄奪還を掲げた中核派にシンパシーを感じるのは、まさしく攘夷の一点においてである。三島がこだわる「日本人の心」と無縁な口舌の徒は、私からすれば、どうでもよい連中である。今の日本のサヨクが口にするヒューマニズム、反原発、平和主義とかが胡散臭く思えるのは、命を賭けるパトスが彼らにはないからだ。高橋和己流に解説するならば、「死の情熱としか命名しようのない、一つの混沌を」(『散華』)ともなわない政治運動は、あくまでも徒花であり、爆発的なエネルギーを持つことはできないのである。

 
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日本に向け発射された弾道ミサイルは断固撃ち落すべきだ!

2012年03月17日 | 安全保障

 いかなる国であろうとも、日本に向けてミサイルを発射してきたならば、それを撃ち落すべきであることは言を待たない。北朝鮮が戦域弾道ミサイルの実験を予定していると見られるが、ミサイル防衛システムを発令するかどうか検討に入るという民主党政権の寝言には、ほとほと付き合いきれない。相手が人工衛星の打ち上げだと強弁しても、それは明らかに方便であり、わが国に対する威嚇である。断固とした処置をとるのは当然だ。すでに自衛隊は6隻のイージス艦を保有している。日本にとっては虎の子であり、できるだけ日本本土より前進して、迎撃態勢をとるべきだろう。戦域弾道ミサイルの場合には、発射されてから4分から7分で日本本土に到達する。野田佳彦首相は、今からイージス艦の出動命令を発するとともに、自衛隊法にもとづく「破壊措置命令」を出す準備に入るべきだろう。さらに、米軍が飛ばしているはずの早期警戒機からの情報を共有することで、何度も迎撃可能な状態にすれば、それだけ撃ち落す確率が高くなる。このほか、首都圏防衛などのために、各所にパトリオットミサイルが配備されると思うが、サヨクによる妨害活動に対しては、機動隊を使ってでも、徹底的に排除すべきだ。それと関連して警戒すべきは、北朝鮮の工作員による破壊活動である。北朝鮮がテロを仕掛けてくることも想定しておく必要がある。平和惚けして、寝言をつぶやいている暇など、今の日本にはないのである。

 
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正体見えたりの菅前首相擁護のサヨクブログを嗤う!

2012年03月16日 | 災害

 菅直人前首相が原発事故で、とんでもない失態を演じたことは、日本国民の多くが知っているが、それは濡れ衣だとかばっているのがサヨクである。菅がいたおかげて、この程度ですんだのだそうだ。福島第一原発の現地に出かけたり、東京電力本社に乗り込んで喚き散らしたことは、国民を救うために快挙であったというのだ。嗤ってしまうのは、国民の多くが、どうして菅のことを糞味噌に言うのだろう、と首をかしげるのである。海水を注入するのにいちゃもんをつけたり、足ばかり引っ張っていた菅や官邸を、評価するのだから、理解に苦しむ。菅のやったことを追及されれば、困るのは民主党政権であり、サヨクなのである。だから必死なのだろうが、これから真実が次々と明らかになれば、どう弁解するか今から楽しみだ。また、サヨクはすぐに福島の子供たちのことを口にするが、現在も放置し続けているのは民主党政権で、早い段階で「大丈夫」とマスコミを使って宣伝したのは、菅ではなかったか。あまりにも酷いことをしたために、原発事故関連の政府機関の議事録すら隠蔽している。情報をコントロールして、自分たちを有利にするのが権力者の常套手段とはいえ、常軌を逸している。サヨクだというので、マスコミすらも手なずけており、本来であれば、徹底して糾弾されなければならない菅を、こともあろうに英雄視する。それがサヨクのサヨクたる所以なのである。

  
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土俗と大衆にこだわり続けた吉本隆明の死を悼む!

2012年03月16日 | 思想家

 たった今パソコンを開いて吉本さんの死を知った。私にとってかけがえのない思想的巨人であり、乗り越えるべき対象であった。吉本さんの『自立の思想的拠点』を読んだことがきっかけで、私は保守民族派となったのである。「わが国では、思想の尖端をゆく言葉は短命で移ろいやすい。それを補償するように、なかなか死滅しない土俗的な言葉が地中にひそんでいる」との一言で、目から鱗が落ちたのである。大衆を無視したインテリサヨクに対して「私は進歩的なものの暗黒面を描くことが好きである。なぜならば、進歩的なものすべての幻想形態は、一定の条件のもとで、ただ露骨な権力の抑圧としか作用しないからだ」と痛烈に批判したのも、私にとっては新鮮であった。さらに、私の友人であった故川上春雄氏が、会津若松市花見ヶ丘に試行出版部を立ち上げ、吉本さんの同伴者として活動していたので、川上氏からは吉本さんのプライベートな話も聞いていた。米沢高専時代の吉本さんの詩集「草莽」が世に出たのは、川上氏に負うところが大きい。書棚から『自立の思想的拠点』を取り出して見ると、奥付に書かれた発行日は、昭和41年11月10日となっている。会津若松市内の古書店で購入したのは、確か高校一年生の頃だったと思う。めくるめくような文体の影響から抜け出すのに苦労したが、吉本さんを抜きにしては、現在の私がありえないことも、また事実なのである。

 
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除染PRに福島で莫大な広告料を投じる民主党政権を嗤う!

2012年03月15日 | マスコミ評

 できもしない除染を大々的にPRする環境省は、どれだけ福島県の新聞やテレビ、さらにはラジオの広告費に使っているか、県民に教える責任があるだろう。福島民報新聞の一番のスポンサーは、今では民主党政権ではないか。環境相である細野豪志の顔写真も、毎度お馴染みになってしまった。かつては東京電力が福島民報新聞や福島テレビに年間1億円投じていたが、環境省はそれに匹敵するのではなかろうか。目新しい内容でもないのに、新聞の一面全部を買い切ったりしている。マスコミに余計なことを報道させないための、口止め料なのだろう。しかし、そんなことをするのならば、もっと違った使い道があるはずだ。役場は再開されたとはいえ、まだ町民の一割近くしかもどってきていない広野町において、環境省が除染で手抜きをしているとの情報が、私のところに寄せられた。どうせ町民が見ているわけでないので、経費を浮かそうとしているのだとか。放射性物質が漏れないための最善の策を講じるのではなく、経費節減に躍起になっているのではないか。それでいて、マスコミに対してだけは、膨大な金をばら撒くのだから、とんでもない話だ。さらに、環境省の役人のほとんどは、東京に帰りたいのが本心で、嫌々ながら仕事をしており、それは傍目からも分るという。野田佳彦首相は「国民に寄り添う政治」とか御託を並べているが、実際に民主党政権がやっているのは、一にマスコミ、二にマスコミなのである。

 
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