草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

東電はテレビ会議での菅とのやり取りを包み隠さず公表せよ!

2012年03月15日 | 災害

 サヨク気質が抜けない菅直人前首相にとっては、福島第一原発の事故が起きても、千年に1回の地震や津波のせいであれば、「ジミンガー」で逃げられるのであり、わざわざ情報をコントロールする必要など、まったくなかったはずだ。サヨクらしく大げさに騒ぎ立てて、アメリカと同じように、80キロ圏内からの避難命令を出したかったに違いない。それもできないばかりか、原発事故に関係する政府機関に、議事録を作成させなかったりしたのは、菅自身が致命的なミスをやらかしたからだろう。それでも、サヨクかぶれのマスコミに手を打てば、大本営発表をしてくれるので、何とか乗り切れると踏んでいたのだろうが、そうは問屋が卸さなかった。東京電力はテレビ会議の画像を残しており、そこに大声を張り上げている菅の姿も、鮮明に録画されていたからだ。そして、3月15日に菅が東京電力本社に乗り込んでいたとき、4号機が爆発したのがバレてしまったのである。そこまで真相が明らかになると、東京電力が撤退しようとしていたのを、菅が体を張って阻止したという話も、眉唾に思えてくる。現場が死に物狂いで頑張っていたのに、そこに口出しをして、かえって混乱させてしまったのである。吉田昌男福島第一原発前所長も、菅との応対に時間が取られたのだとしたら、まさしく人災そのものではないか。それを立証するためにも、東京電力はテレビ会議での菅とのやり取りを、包み隠さず国民に公表すべきだ。

 
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いわき市中央台の仮設住宅にて 5首

2012年03月14日 | 短歌

戦慄が駆け抜けし街このままで平和ならんと祈りにも似て

ヨウソ剤飲まれぬままに山積みす幼き者は罪なかりしに

老いたれば生まれし町の近くへと終(つい)の棲家はいわきなりしか

ドドーンと世界は崩れ大地割れ死の灰降りて家族ちりぢり

戦災のバラックなりし仮住まい流浪の民は笑みも失せしか

  
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破壊より様々な伝統の長所を重んじたハイエクの思想!

2012年03月14日 | 思想家

 サヨクがそうであるように、アメリカで学んだ経済学者の多くは、これまで受け継がれてきた日本の伝統を評価しない。しかし、彼らが神のごとく崇め奉っているフリードリヒ・フォン・ハイエクは、そんなラジカルな思想の持主ではなかった。ハイエクは『隷属への道・西山千明訳』のなかで、人間の力を過大に評価するイデオロギーを批判し、「習慣や伝統に対する尊敬、権力や政府当局への健全な猜疑心」を英国人の美徳と考えた。「求めるものを得るためには何かを破壊する必要があるのだ、と人々は言うかもしれない。だが、その時破壊されるものは、一世代、二世代前に、文明化された生活にとって不可欠な基礎だとみなされてきた事柄の、ほとんどすべてなのである」と断罪した。また、サヨクインテリについて槍玉に挙げて、「あまりにも長期にわたって外国の神々を崇拝してきたために、英国に特徴的な諸制度や様々な伝統がどのような長所を持っているのか、ほとんど認識できなくなってしまったように見受けられる」と批判しただけでなく、「公然と社会主義を名乗っている人々だけに限られず、他にも広がっているのは不幸なことだ」と嘆いたのである。ハイエク亜流の経済学者が、日本人の美徳に目を向けないのを知ったら、ハイエクはさぞかしガッカリするに違いない。伝統が否定されてしまえば、隷属と悲惨な生活が待ち構えているのだから。

  
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悪徳と無知と恥知らずの民主党政権の大臣政務官を嗤う!

2012年03月13日 | 政局

 昨日の参議院予算委員会は圧巻であった。民主党政権の閣僚や政務官のいい加減さが、またまた明らかになったからだ。7300万の報酬を請求し、悪徳弁護士であることを暴露された小川敏夫法務大臣。男系天皇の意味を答弁できなかったお粗末極まる藤村修官房長官。日教組丸抱えであることを否定しきれなかった神本美恵子文部政務官。わずか一日で3人がさらし者になった。テレビや新聞はほとんど触れないが、民主党政権というのは、国民の期待に応えるどころか、とんでもない連中ばかりなのである。京極純一が『日本の政治』で指摘しているように、政権党の政治家は「為政者に付与する権限を行使して国家機関ないし政府、諸官庁を服従させ、その施政を実行させること、また、国家機関の行動を手段として国民の行動を制御、管理することができる」とはいえ、それが円滑に行われるためには「国民の側の自発的な服従の用意を示す国民の支持」が前提である。しかし、現状はどうであろうか。民主党政権にそれだけの信用があるだろうか。民主党政治家の言葉に重みがあるだろうか。ここ数年、日本丸は漂流している。そこに昨年3月の東日本大震災であり、原発の事故である。まさしく泣きっ面に蜂である。いくら民主党政権であろうと、事前のマニュアルにそって処理すれば、危機は回避できた可能性が強いのに、かえって混乱に拍車をかけたのだった。今後も民主党政権のままでは、間違いなく日本丸は沈没するだけだ。

 
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悪しき亡霊のサヨクと対決する正義運動としての保守民族派!

2012年03月12日 | 思想家

 団塊世代のサヨクのデモに対して、若者が突っかかる。ようやく日本も悪しき亡霊の影響から脱する時期を迎えた気がする。リュックサックを背負った高齢者が、赤旗を手にヨタヨタとデモをしているさまは、亡霊があてもなくさまよっている感じだ。最後に逃げ込む場所が脱原発や反天皇なのだろう。『生涯にわたる阿修羅』としてに収録された、高橋和己と三島由紀夫との対談「大いなる過度期の論理」のなかで、高橋は全共闘について「革命運動を目ざしてはいますけれども、北一輝にならった言い方をすれば正義運動だと思います」と語っていた。街頭に繰り出す保守民族派のリーダーが「君たちはこんなことをして許されると思っているのか」とアジるのは、誰にでも通用する正義を主張しているのだ。大それたイデオロギーを振りかざしているのではない。かつて全共闘が問いかけたことと変わりがない。だからこそ、若者の心をつかむのだろう。さらに、高橋は「ぼくはマルクス主義者の方とちがいまして、革命というのは案外少数の人がやるものだと思っているんですよ」とも言っていた。日の丸の旗を持って、サヨクのデモに少数で立ち向かうというパトスは、従来の保守派には考えられないことだ。ソビエトが崩壊し、マルクス主義が墓場に追いやられてしまった今となっては、正義の運動が革命をもたらすのであり、少数の者が時代を切り拓くのだ。

 
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民主党政権打倒を叫ばぬ反原発脱原発デモを嗤う!

2012年03月12日 | 政局

 昨日は反原発や脱原発を叫ぶデモが東京や福島市などで行われたが、喫緊の課題は、福島県東部の子供たちをどうするかではないか。避難させずに放置しているのは、今の民主党政権であるのに、彼らを批判せずして、どうして局面の打開ができるのだろう。さらに、野田佳彦首相や枝野幸男経産相は、原発を再稼動させるとまで明言しているではないか。昨日のデモ隊の写真をネットで見てみると、連合参加の労働組合員も動員されている。民主党を選挙で応援した連中ではないか。原発事故発生時に迅速に対応していれば、被曝しなくてもよかった人たちが大半なのである。私は菅直人前首相らによる人災だと思っているから、民主党政権打倒の声が上がらないのが不思議でならない。反原発や脱原発を口にするだけというのは、憲法第九条があれば、戦争の巻き込まれないと思い込むのと同じで、ある種の言霊信仰ではなかろうか。しかも、原発事故は過去の出来事ではなく、現在も続いている。4号機の建屋が崩れれば、東京も危険になるといわれているのに、原発事故は収束したの一点張りで、民主党政権は危機と向かい合おうとしない。聞く耳を持たないのである。それが一番の問題なのではなかろうか。危機を乗り越えるには、決断できる政治が求められおり、それにはまず、国民の力で解散総選挙に追い込むべきなのである。

 
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原発事故発生時から今までのマスコミ報道のデタラメを嗤う!

2012年03月11日 | マスコミ評

 福島第一原発の事故発生から1年経ったが、私はテレビも見たくないし、新聞に目を通す気にもなれない。民主党政権の原発事故対応が問題であったように、マスコミがたれ流ししてきた報道に関して、一つひとつ検証する必要があるのではないか。テレビや新聞が大本営発表をやらかしたために、本来であれば被曝しなくてもよかった人たちまでもが、大変な目に遭ったのである。国民レベルで第三者機関を設置し、これまでのデタラメな報道についても、俎上に載せるべきだろう。とくに、NHKの場合は、出演していた御用学者が「格納容器が壊れることはありえない」と断言し、メルトダウンについて真っ向から否定していた。しかし、事故発生当日の3月11日の段階で、民主党政権はメルトダウンの可能性を認識していた、と言うではないか。個人的な見解として、そのようなコメントをしたのか、それとも、民主党政権からの働きかけがあったのか、NHKは国民に説明する責任があるだろう。民主党政権の発表がないものは取り上げられないとすれば、政府広報テレビに名称を変更すべきだ。国民にとって不幸であったのは、政権を握っていたのが民主党であり、首相であったのが、菅直人というサヨクの元活動家であったことだ。原発事故の対応を正面から批判すれば、民主党政権の足を引っ張ってしまうから、ブレーキがかかったのである。国民の命は二の次三の次にされたのだ。

 
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復興利権にからむ政治家の介在は厳しく罰するべきだ!

2012年03月11日 | 政局

 権力を握ると利権に目がくらむのが人間である。民主党の国会議員は、野党暮らしのときと違って、口利きに奔走するのを政治だと勘違いしてはいないか。とくに、官僚から権限を取り上げるのが政治改革だと思っており、あらゆることに口を挟んでいる。それが復興の妨げになっているともいわれる。福島県であれば、除染や瓦礫の処理が一大利権であるし、国からの補助金が出る。すでに政治家の介在が取り沙汰されているが、国家として何を為すべきかよりも、私利私欲が中心の政治が横行するというのは、あまり情けない。北岡伸一は「憲法15条は、すべて公務員は国民全体の代表であって、一部の代表であってはならないと定めている。15条でいう公務員は議員を含むから、地元利益だけを訴えて当選してくることなど、そもそも憲法違反なのである」(「国家の弁証ー二十一世紀日本の国家と政治」)と書いている。復興には利権がつきものだとはいえ、うまく立ち回って私腹を肥やすなどということは、絶対にあってはならない。野田佳彦首相は「復旧ではなく復興だ」と意気込んでいるが、悪いことに手を出す政治家はいつの世にもいる。民主党政権になってからは、言ってきたことと、やっていることのギャップがはなはだしいだけに、民主党の国会議員の汚職が摘発される事態になっても、もはや誰も驚かないだろう。

 
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アメリカ様に媚びる前に野田首相は日本国民に謝罪しろ!

2012年03月10日 | 災害

 アメリカ様に媚を売るためにワシントン・ポストに寄稿し、「日本は過去12ヶ月で目覚しい復興を遂げた」と自画自賛する前に、もっと野田佳彦首相はやるべきことがあったはずだ。内部被曝を別にしても、年間5ミリシーベルトを超えるとみられる福島県東部には、現在も約160万人が暮らしている。心が痛まないのは、人間の仮面を被った獣だからだろう。さらに福島第一原発は、4号機の使用済み核燃料のプールが倒壊することが心配されており、危険な状態は去ったわけではない。福島県ばかりでなく、東日本全体の人たちが、不安にさいなまれている。大きな地震がくるたびに冷や冷やしているのだ。昨年12月16日、野田は原発事故の収束を宣言してみたり、その寄稿文のように「日本再生」を口にしたりで、その場を取り繕うとしている。それでいて、首相が本部長の原子力対策本部の議事録もまともに残しておらず、全てがパフォーマンスで、嘘で固めているのである。のうのうと他人事のように語る神経というのは、菅直人前首相も野田も一緒だ。しかし、いくらお人好しの日本国民であろうとも、何度も騙されるほど愚かではない。ネットに目を通してみればいい。野田はまるっきり四面楚歌状態であって、徹底してこき下ろされている。ワシントン・ポストだけでなく、今日の福島民報新聞の一面トップも野田であったが、そこまでマスコミを利用する民主党政権というのは、自分たちのしでかしたことの重大さを、とっくに気付いているのだろう。

 
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平穏な秩序を取り戻すためにはまず民主党政権を倒すことだ!

2012年03月10日 | 思想家

 今の民主党を政権を見ていると、大石義雄の『法学概論』に書かれていることが、そのままあてはまるように思う。民主主義が法的に整っていたとしても、「制度は人によって動く」というのを大石は重要視したのである。「職業政治家が自己の政治的野望を遂げるために政権をもてあそぶときは、人民の名において幕府政治を再現することもあり得る。あたかも、天皇政治の下において政治的野心家が独裁政治を行ったと同様の結果を生ずるおそれなしとはしないのである」と警告している。日本の国柄を破壊しようとする策動に、ようやく日本人の多くが気付き始めてはいるが、「この政治的野望を抑制し、彼らの扇動から社会全体の平穏な秩序を守るものは、実に国民大衆の政治的聡明さそのものである」との結論を、私たちは真摯に受け止めるべきだろう。「国民大衆の政治的自覚の程度を高めること」なくしては、日本の政治は安定しないからだ。先の政権交代によって、野心家ばかりが集まっている民主党に、日本丸の舵取りを任せてしまったために、日本全体が陰惨なことになっている。外交における不手際も、原発事故対応での無責任ぶりも、彼らにかかれば、どうでもいいのである。とくに、民主党の中心となっているサヨクは、もともとは革命を唱えていた連中であり、混乱すればするほど、内心ではほくそ笑んでいるのだから。

  
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