かなり古い話になるが、煎茶の稽古で感じ入ったことがある。
遠く神奈川から稽古に参加された方からメールをいただいた。
初めての体験に戸惑いと感動があったようである。
日常にはない時間を満足されたのか、と推察する。
こんな内容のメールが届いた。(一部抜粋)
一つだけ解ったのは間の取り方、待つ事の意味。
お湯が沸くまで待つ。冷めるのに待つ。蒸すのに待つ。煎じるのに待つ。
全て自分のために美味しいお茶を飲むために。
こういう時間の使い方があると言う事に気が付きました。
付け加えるなら、待つときは、ボ~と、ただただボ~と。
湯気がたつ音を聞きながら。
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