古ーいMR2のはなし

黒バンパー初期型AW11

世界一

2007-07-20 23:55:33 | その他
トヨタが上半期の販売台数世界一471万台。
クルマ好きから見ればふ~んと言う程度の話題だが
台数の凄さには圧倒される。
そこらのパチ屋に停まっている車が50台だとすると
その94200倍ってことだ。
福野礼一郎式に金額に置き換えると
安売りの缶コーヒー1本に対してアルファGTAが
買える値段くらい違う。 世界は広い。

こうなるとクルマは利益を得るための手段でしかない。
クルマ好きの支持なんか得たって金にならないし。
扱い件数が多いということは物流や通関にかかる費用だって
莫大になるわけだから各業者の単価を叩けばまた利益増大だ。
場合によってはトヨタ物流・トヨタトランスポートなんて言う
自前の通関業者を立ち上げてしまってもイイかも。
もうやってたりして。

自分では絶対買わないけど、クルマに興味の無い人から
何か探してと頼まれたら「トヨタの新しいやつにしとけば」と
オススメすれば世話無くて安心という感じはする。
そんなことはしないけど、そういう動機で購入する人は
多数いるんじゃないかと思う。
クルマが好きな人だって
例えばフェラーリに憧れていて、600万の中古を清水の舞台から
飛び降りるかどうか悩んでいたとする。
でもレクサスから似たヤツが新車400万で出ていたとする。
クルマは複数所有できず毎日通勤に使わなければいけない。
こういうギリギリの状況だったらトヨタの安心感に
フラフラ行ってしまわないだろうか?
実はコレ
デルタ8Vに行く根性がなくて安心感のあるトヨタMR2に
乗っている自分にも当てはまるわけだ。
いや、好きですよAW11は。

しかし、トヨタは痛快だ。

コメント
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