一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

273   諦めし時に四ツ葉のクローバー

2011年06月11日 | 

 テニスコートの傍の広場の一角に一叢のクローバーがあったので、四つ葉を探し始めた。何年振りだろう、子供の頃以来かもしれない。そして、掲句の通りの結末だった。

これは私の考え方、生き方に合致している、と思った。つまり、大事なのは諦めること。

 

いい成績を取ろうとか、いい大学に入ろうとか、いい会社に就職しようとか、立身出世しようとか、金持ちになろうとか、有名になりたいとか、イチローのようになりたいとか、ノーベル賞を取りたいとか、 

 

 美味しいものを食べたいとか、いい服を着たいとか、いい家が欲しいとか、いい車が欲しいとか、旅行をしたいとか、

 

誰とでも仲良くやりたいとか、恋をしたいとか、いい男になりたいとか、女性にもてたいとか、子供を立派に育てたいとか、幸せになりたいとか、年を取りたくないとか、死にたくないとか、 

 

「今自分が望むこと」を諦める。難しいけれども心から諦めると、神様は私に、素敵なプレゼント「四つ葉のクローバー」を御褒美に下さるのです。

キョウカノコ(京鹿子)

コメント
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