一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

282   滴りのわずかにありて一息す   満津子

2011年06月20日 | 

 滴る、滴りは、山の崖などから落ちる水の点滴を言う。もう少し量の多い湧水など、ハイカーや登山者にとって、喉を潤す喜びの水である。

 

喜びの水であるはずなのだが、最近は山中に産業廃棄物の不法投棄が横行し、清水にどのような危険な毒物が混入しているか分からない。

 

清水の上部に車の進入できる道路があると、水銀などの重金属・ダイオキシン類・農薬・ヒ素・環境ホルモンなどの不法投棄による土壌汚染の可能性があり、湧水は危険で飲むことができない。

 

恐ろしい時代になったものだ。一体、誰がこのような危険物を作ったのだ?誰が作り続けているのだ?

 

 

ウツギ(空木)、ウノハナ(卯の花)とも

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする