一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

292   男より男らしいが氷水   忽胡

2011年06月30日 | 

「男らしさ」とは、何だろう。武士の時代、戦前、戦後、そして平成の「男らしさ」とは・・・

最近は、男性が女性化し、「草食系男子」がもてはやされているそうだ。逆に女性が男性化して、「肉食系女子」ももてはやされているらしい。

 この句の、男よりも男らしい「女」とは、どんな女か。性格や気質を言うのか、外見を言うのか。又はその両方を言うのか。

 

「男らしいが」の「が」は、主語につく「が」だとすると、

単に男より男らしい(女)が氷水(を食べている)

と言う意味になる。

 

「が」が「けれども」に相当する否定の「が」だとすると、

男っぽい女が、女が好む氷水を食べている。やっぱり、彼女は女だったんだ

このほうが面白いので、こちらを採用することにする。

 

 

アカメガシワ(雄花)

アカメガシワ(雌花)

コメント
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