一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

269   中年が母を偲べる初蛍

2011年06月07日 | 

私の仕事場は、標高400メートルの山中にある。直近の県境の川、千歳川まで、直線距離で3キロメートルはあると思う。そんな山の中に、ある夜突然、蛍が一匹現れた。

 

私は、その瞬間「母だ」と直感した。どうしてそう感じたのか、未だに不思議でならない。つまり、こんな山中に蛍が現れた不思議、そして「母だ」と直感した不思議。この山に住みついて30年、蛍が現れたのは、その時一度切りである不思議。

 

 蛍に関して調べてみたところ、亡くなった親しい人の魂が蛍となって現れる、という話が、古くから色々伝わっているのだ。私だけではないこの事実に、更に驚かされた。

 

ヤマボウシ(山法師、山帽子)

コメント
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