一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

284   祭笛一音高く外れけり   泉女  

2011年06月22日 | 

 音楽の音程は、ドレミファソラシ(cdefgab)の7音と半音の5音、計12音で成り立っている。あとはオクターブの高低が無限にあるが、人間の聴覚は有限なので、例えばピアノの場合は88鍵盤である。

 

又、ミファ(ef)とシド(bc)が半音で、その他は全音。1音とは、たぶん全音と同じで、半音の倍。ギターの場合は、2フレットが1音。バイオリンや、三味線のようにフレットのないものもあるのも不思議。

つまり、音の高低は境目なしに無限であるのを、きちんと12に分けて境目をつけたことに感心するのだ。

 

 素人なのでよく分からないが、こういうルールが歴史上どのように決まっていったのか、実に単純でうまくできている、と感心してしまう。沖縄など、国や地域によって、使う音階が違うのも面白い。

 

 たった12音で、クラシックからジャズ、民謡から演歌まで何だってできてしまうのだから驚きである。

 

 さて、熱海のこがし祭りは、7月15,16日の2日間、30数基の山車が出て、なかなか見ごたえがある。これから夜になると各町内で、笛、鉦、太鼓の稽古が始まり、町中に響き渡り活気づく。 

キンシバイ(金糸梅)

コメント
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