- 1 月 27 日 (土曜日) 、すべての重要でない機器と HF アンテナの解体と撤去が始まります。
- 1 月 28 日 (日曜日)、すべての DXpedition 装備と人々を島から撤去
- 1 月 29 日 (月曜日)、残っている機器をすべて取り外し、サンディエゴに向けて出発します。
パイルアップは楽しかったし、多くの ATNO が記録されたことはわかっていますし、バンドのフィルも確実に増えました。
私たちを追いかけて楽しんでいただいて幸いです。
------------------------ QSO DATA LA7GIA 2015 May 15 14.019MHz CW ------------------------
LA7GIA と言えば 3Y0J のリーダー ( 3Y0J は彼のコールサイン ) ですね。 今回のブーベは 12 万 QSO を目指したそうですが、18,838 局に留まりました。 自然には抗う事が出来ず勇気ある撤退です。 LA7GIA のコールサインに覚えがあったので QSL を探してみました。 この頃 ( 2015 年 ) は、たびたび聞いた事がありますからアクティブだったのでしょう。
あるドイツの有名な DXer ( DX peditioner ) と PSK31 で QSO した時、PSK31 で 初 QRV , 初 QSO だと言ったので、QSL にその旨記載があるかと期待しましたが、何もなく、普通の QSL でチョットがっかりした覚えがあります。
肝心の DX pedition とは残念ながら QSO 出来ない事の方が多いのです。 DX peditioner のホームからの QSL ・・・ ブーベが出来ない悔しさは、こんな事で楽しむしかない (笑)。
3Y0J のメンバーが無事ケープタウンに到着したそうです ( Facebook )。 お疲れ様です。 このペディションについて振れ込みの 10% も達成していないじゃないか ・・・ などとツイートする OM を見かけましたが、こんな事は ” ペディションあるある ” なんですよね。
昔、こんな議論がありました。 例えばブーベを持ってない OM がブーベのペディションに参加した場合、その精神と功績を称え、ブーベと交信した事にしてはどうかと ・・・ 行くだけでも大変だし、大げさではなく命をも懸けて行くのですから、なるほどの提案です。 残念ながら却下されてしまいました。
私の経験上では、レアなエンティティーのペディション ( ブーベの場合など ) の場合、JA の QSO 数が 20,000 を超えた頃から自分にも順番が回ってくる感じです。 3Y は ATNO でしたが最初から早期の QSO は諦めていました。 予定では 2月 25日まででしたから 20日を過ぎたくらいから聞いてみようかなぐらいのつもりでした。
この間、悲喜交々の人のブログを拝見しながら、私は何をしていたか ・・・ KATSUMI の EK-127 と言うエレキーの極性反転のために半田ごてを握っていました。 このエレキーは TX-88A 用にオークションで手に入れた物です。 なぜか最初からレフティー用になっていました。 中を覗くとジャックの周辺は込み合っていて極性反転は結構面倒くさそうです。 目的先の半田付けも綺麗でプロ並みです。 ひょっとして最初からレフティー用に特注したのかもしれません。 パドル側でも対応できますが、一応レギュラー仕様にしたくて、いくつかの部品を外し、隙間から半田ごてを突っ込み私に取っては難度の高い半田付けでしたが無事に作業を終えました。 この時点で 3Y0J は既に終了していました (笑)。
2月 12日 JST 22:26 付 ClubLog によると総 QSO 数 11,579 Uniques 6,619 と言う途中結果 ( ただし FT8 のデータは含んでいない )を残し、3Y0J は 2月 14日 12 JST に QRT したそうです。 私はリグもなく全くの部外者で終わりました。 このところのブーベへの遠征は失敗続きでしたが、彼らが上陸に成功し QRV 出来る事を証明してくれました。 この QRV でどれほどの要求を満たす事が出来たのか ? 些か疑問です。 とすれば、手ぐすね引いて狙っている 2 次 3 次のチャレンジャーが出現するのではないか ? と期待できます。 3Y0J が風穴を開けたと言う事でしょう。 Last Chance Cafe の Master が Next Chance を期待するなんて変な話ですがね。 修業が足りないね。
3Y0J の最新情報です。 翻訳は機械でやっていますので文章的におかしい所もあります。
以下 ー------------------------------------
Steve Hass 3Y0J - The Bouvet island DXpedition
3Y0J ブーベ島 2023 アップデート : 3Y0J チーム共同リーダーの Rune LA7THA は言う、「 マラマは来る嵐のために Cap Fie の外の位置に戻った。」 困難なコンディションにもかかわらず、チームは元気です。 彼らは 1 日に 2 回温かい食事とスナックをもらう。 彼らは一生懸命働いている。 今日、彼らは 21.105 F/Hで FT8 を運用し始めた。 チームは 48 時間以内に約 5,000 のQSOを作った。 天気予報によると、今後 24 時間に強風が吹くそうです。 私たちはアンテナを確保する必要があります。 これは操作に影響を与える可能性がある。 この作戦は天候が許す限り放送中のままです。
リマインダー : あなたが CW または SSB にブーベを持っている場合は、FT8 では私たちを動かさないでください。 小さなピストルたちが ATNO を手に入れる唯一のチャンスかもしれない。
73, スティーブ・N2AJ メディアオフィサー&NAイーストコーストパイロット 3Y0J ブーベ島 2023 DXpedition
以上 ー------------------------------------
リマインダー ( 太字 ) を見てください。 この人はあまり DXCC の事を知らないのではないだろうか!?。 昔、RTTY ( Digital ) を逃した OM も多いはず、FT8 を ATNO に譲れったって無理な話です。 だから誰も彼の言う事を聞かないでしょう。
3Y0J が始まった様ですね。 とりあえずは、K3 2台で始めた様です。 私のところではリグはあるのですが、運用できる態勢にありません。 IC-7610 を ICOM のリペアセンターに送るため箱詰めを終わっています。 DX pedition は、いつ何時、不測の事態を招く事があるやも知れないので、できれば QRV 初期の段階で QSO すべし。 と DX 指南書には書いてありますが、もう何十年も前の本です。
現在はパイルアップに慄き、手も足も出ないカオス状態かも知れません。 宝くじと同じで、参戦しないと獲物は取れない事は分かっています。 しかし、ベアフット + DP / GP では戦車に竹槍で戦うようなものです。 私にとってブーベ島は ATNO です。 気持ちは、何とか射止めたい !。 そのための対策 ( 資料を収集したり、アンテナ・メンテ等 ) を何かしたかと問われると NO です。 74 才の頭と体が連携していません。
正直、諦めていますが、少しでもパイルアップが小さくなったと思われる時点で、かすかな望みをこめて、段ボールから IC-7610 を引っ張り出して見ようかと考えています。 ちなみに、IC-7610 の故障はデジタルの出力 ( FT8 ) が出ません。 従って、クラシックモード( CW , SSB , RTTY ? ) のみでの QRV になります。 1 QSO でもいいんです。 どこかで ・・・。
頭の上の方から 「 終活中の身の上ならば、そんな余計ものは捨ておけ ! 」 と誰かが言っています。 確かに 3Y0J と QSO して何が変わるのだろうか ?。 「 喜びや感動 」 は在るかも知れない。 でもそれは自分だけがニヤニヤするに留まる。 家族から 「 今日はなんかご機嫌そうね 」 とは言われるものの、理由なんて聞かれる事もなく、未読スルー。 理由を言ったところで答えは決まっている 「 それが、なんなの ? 」 。 強がって言えば 「 今さら寝食を削って追いかけるまでもあるまい 」。 アマチュア無線って元々そんな遊びだったっけ。 ん~若い時は会社をサボってまでも DX に励んでいたが ・・・。
少しの間ワッチしていました。 何年振りだろうこんなパイルアップは ・・・ なんてノスタルジーに浸っていたんです。 我に返り 「 呼んでみよう 」 あくまで ” 参加 ” の気持ちです。 JA がどんどんスキップし、一見パイルが小さくなった様な錯覚に陥りました。 J5T は相変わらず強力です。 「 行けるか !! 」 ・・・ 結果は ” 参加 ” のみで終わってしまいました。 諦めるのも早かったし、無線機の電源を落とすのも早かったです。 J5T は 22 日までやっているらしいので、明日も聞いて見ようと思っています。
今日のリグは FT-1000MP でした。 デュアルワッチでスプリット側のダイアルをクルクル回しながらの ” 参加 ” でした。 スコープに慣れてしまっているので、不便さを感じながら呼びましたが、これが、また懐かしい、年齢と共に昭和にタイムスリップです。 もう、スコープなんか無くても 「 人力ワッチ上等 」 じゃないですか。
QSO 出来た報告なら説得力もあるかもしれませんが、負け惜しみと取られても仕方がない ! 。 でも意外に楽しめましたよ ・・・ 「 人力ワッチ 」 本当に 。 他人 ( パソコン ) 任せの無線より遥かに面白いと、改めて思いました。
Frank のハガキ
上は、私の DJ9ZB に宛てた S.A.S.E. ( SWL Report ) の質問状に答えてくれた 資料 の一部です。 私はこの時 J2Ø/A とは QSO 出来ませんでした。
この 2 年後、J28AZ , F6ATQ , F6BQY , F6GKD , F6HFS らが J2Ø/Z を運用しています。 1988年には A15AA , A15AB があります。 ABU-AIL は March 30, 1991 に消滅エンティティーとなりました。
私は J2Ø/A の前年 ( 1979年 5月 )、OE6XG/A で CFM しています。 この頃は DXpedition が盛んでした。 最近はコロナ禍で少ないのですが、そればかりではなく Peditioner の年齢も相当高齢化しており、若い元気な DXer 達が継承してくれないと DX 界も尻すぼみになるかも知れません。 この頃は私も若く DX Hunting が楽しくてたまらない時期でした。 念入りに情報を収集し、一生懸命待ち受けしていたものです。
Frank のハガキ
その後 28MHz にも QRV して JA のパイルアップを浴びていますが、これは私には聞こえませんでした。 Reverse Beacon Network の SNR の値は自動計測と手入力があるそうで
32dB は誤入力と思われます。
・・・ で、Reverse Beacon Network がいいのか DXSCAPE がいいのかの話です。 レポートの時間は一勝一敗です。 Reverse Beacon Network は CQ に反応するので、ひとたびパイルアップになってしまうと、次の CQ まで上がりません。 その点、DXSCAPE は随時 QSO 出来た OM がアップします ( Big Station が多い )。
もう一つの 注目点 があります。 Reverse Beacon Network のスキマーのアンテナは無指向性が多く、アンテナの非力な自分に聞こえるかどうかの指標になります。 10dB もあれば聞こえなければいけません (笑)。 DXSCAPE のスポットは聞こえない方が多い。
Reverse Beacon Network はカスタマイズが出来ますから、一点集中 ( 一本釣り ) ワッチには向いているでしょう。 全体を見ようとすると情報量が多すぎます。 DXSCAPE は JA の Spoter に絞って見ています。 JA DXer が競ってアップしてくれます。 情報量も今のコンディションでは適当な量でしょう。 他の DX にも浮気が出来る利点があります (笑)。
両方立ち上げる方法もあるかもしれませんが、アラームでも鳴らさない限り疲れるだけです。 そう言えば Ham Radio Deluxe ( DXspider ) ではコールサインを指定していれば 「 7Q7RU is on 20 meters 」 と音声で、或いは e-Mail、SMS で知らせてくれました。
久しくそれらを利用しなくなったのは、DXCC の終わりが見えてしまって、アクティビティーが低下したためです。